リクエストの詳細の収集
B2C Commerce バージョン 24.7 では、リクエストに関する包括的な情報を含む JSON ドキュメントを生成できます。この JSON ドキュメントは、リクエストの認可、フックの実行、リクエストクエリパラメーター、ヘッダー、ボディなど、標準のログ記録には含まれていない詳細情報を提供するため、トラブルシューティングに役立ちます。
潜在的なパフォーマンスの問題を軽減するために、ヘッダーの使用にはレート制限が適用されます。ヘッダーは、詳細な調査が必要な場合にのみ、個々のテストリクエストに使用する必要があります。
この機能を有効にするには、リクエストに次のヘッダーを含めます。
- ヘッダー:
sfdc_verbose: true
リクエストが完了すると、JSON ドキュメントが作成され、そのリクエストの 相関 ID に関連付けられた INFO ログに記録されます。
- Log Center の開始の説明に従って Log Center にログインします。
- 相関 ID またはカテゴリ
scapi.verbose
を Log Center 検索と組み合わせて使用して、対応するログエントリを検索します。
次の例は、詳細ログエントリに存在できるオブジェクト (auth
、request
、response
、customApi
、hooks
) を示しています。