ガイドテンプレート言語構文ガイド
ガイドテンプレート言語 (GTL またはガイドとも呼ばれる) は、Marketing Cloud 内でパーソナライズしたメッセージを作成するために使用する宣言型言語です。ガイドを使用して、連絡先の属性や動的情報など、メッセージ内のパーソナライズを定義する要素を含むテンプレートを作成します。ガイドは Mustache.js および Handlebars.js テンプレートライブラリと同様の構造に従い、これらのライブラリにある有効なテンプレートをサポートします。ただし、ガイドは、スクリプトを介して Mustache.js および Handlebars.js 用に提供されたデータを使用するのではなく、ソースとして Salesforce Marketing Cloud の情報にアクセスします。
ガイドテンプレート言語では、スクリプトまたは REST API サービスにより提供された JSON データソースを操作できます。ガイドは、Marketing Cloud アカウント内の指定されたリストおよびデータエクステンションにもアクセスできます。
ガイドはすべての使用可能なデータソース (上記参照) にアクセスし、変数を照合してから、適切な情報を返すか、空白値を提供します。
テンプレートには、データソースからの情報を使用してメッセージ内にコンテンツを表示するマークアップが含まれます。テンプレート内のマークアップタグにより送信時に表示するコンテンツが決まります。
ガイドのすべての式がタグを使用して、データの代入を実行する場所と代入で使用する情報を示します。
タグを使用して簡易タグとブロックタグを表すことができます。簡易タグは 1 行で表わされ、ブロックタグではタグ間に複数の行が含まれます。
「~」文字を最初のタグ区切り記号の後または最後のタグ区切り記号の前で使用して、タグの前後のすべての空白文字を削除します。
ガイドでは次のようにいくつかの異なるプレフィックスを使用できます。
- # - セクションタグを示すために使用します。
- = - 関数、または区切り記号の設定タグを示すために使用します。
- ^ - 反転したセクションタグを示すために使用します。
- ! - コメントタグを示すために使用します。
- > - 部分タグを示すために使用します。
- #= - ブロックヘルパーを示すために使用します。
- { - データを示すために使用します。
サフィックスには次の文字が含まれます。
- } - データを閉じるために使用します。
- = - 区切り記号の設定タグを閉じるために使用します。
次のいずれかの値を使用して、空の値を示すことができます。
- null
- undefined
- false
- 0
- NAN
- ""
- {}
- []