メールメッセージのインプレッション領域の作成
このサンプルでは、購読者の居住地の都道府県に基づいて、メールの本文内に祝日セールのオファーを含めます。
「Banner Placement」を囲んでいる引用符 ("") は、この関数がインプレッション名に文字列リテラルを使用していることを示します。
このサンプルで使用するインプレッション領域の名前には、定数文字列または数値を使用する必要があります。Marketing Cloud はインプレッション領域名の大文字と小文字を区別し、インプレッション領域名が最初に出現したときにインプレッション領域名を保存します。アカウント内で使用できる一意の名前の数に制限はありません。
メッセージ内で明示的に閉じられていない場合、Marketing Cloud はすべてのインプレッション領域をメッセージの最後で閉じます。テキストバージョンのメッセージを作成する場合、HTML バージョンのメールで開かれたインプレッション領域は、開かれたままになりません。
インプレッション領域はネストできます。たとえば、EndImpressionRegion() を呼び出さずに 3 つの領域を開いた場合、3 つすべての領域が開いたままになり、最後に開いた領域が、関連するパーソナライズ文字列を解決するために返されるアクティブな領域になります。1 つの EndImpressionRegion() 呼び出しを発行すると、AMPscript は 2 番目の領域をアクティブな領域として処理します。EndImpressionRegion(true) を発行すると、開いているすべての領域が閉じます。
インプレッション領域では 2 つのパーソナライズ文字列がサポートされます。「ImpressionRegionID」パーソナライズ文字列はアクティブな領域 ID を返します。アクティブな領域がない場合は 0 を返します。インプレッション領域では、「ImpressionRegionName」パーソナライズ文字列もサポートされます。この文字列は、パーソナライズ文字列を含むコンテンツの現在アクティブなインプレッション領域に解決されます。インプレッション領域を設定していない場合、この文字列は空の文字列として評価されます。