インプレッショントラッキング

インプレッショントラッキングを使用すると、メール内の領域を定義し、その領域のパフォーマンスを測定できます。定義する領域には動的コンテンツを含めることができます。また、静的コンテンツのリンクや画像を含めるように領域を定義することもできます。

AMPscript を使用すると、インプレッショントラッキングのためのメール内の領域を識別できます。このソリューションを有効にするには、以下の関数を使用します。

  • BEGINIMPRESSIONREGION()
  • ENDIMPRESSIONREGION()
  • CONTENTAREA()
  • CONTENTAREABYNAME()

すべての関数で、インプレッション領域の名前には固定文字列または数字の値を使用します。AMPscript はインプレッション領域名の大文字と小文字を区別しません。また、インプレッション領域名が最初に出現したときにインプレッション領域名を保存します。定義できる一意のインプレッション領域名の数に制限はありません。

インプレッション領域を明示的に閉じていない場合、システムはそのインプレッション領域を、作成されているメッセージの最後で暗黙的に閉じます。そのため、テキストバージョンのメッセージを作成する場合、HTML バージョンのメールで開かれたインプレッション領域は、開かれたままになりません。

AMPscript はネストされたインプレッション領域を許可します。複数の領域を開き、それらを閉じない場合、すべての領域が開いたままになり、最後に開いたインプレッション領域が、関連する代入を解決するために返されるアクティブな領域になります。1 つの EndImpressionRegion() 呼び出しを発行すると、最後から 2 番目の領域がアクティブな領域になります。EndImpressionRegion(true) を発行すると、開いているすべての領域が閉じます。

システムはインプレッション領域をジョブ別に追跡します。インプレッション領域は HTML コンテンツとテキストコンテンツの両方で使用します。