カスタム Aura トークンの使用
Lightning Web コンポーネントの CSS ファイルでは、組織で作成または未管理パッケージからインストールしたカスタム Aura トークンを使用できます。
ビジュアルデザインの重要な値をカスタム Aura トークンに取得します。トークンの値を一度定義すると、Lightning コンポーネントの CSS で再利用できます。トークンを使用することで、設計の一貫性を確保しやすくなり、設計の変化に伴った更新がさらに簡単になります。
Winter '24 以降、Web コンテンツアクセシビリティのガイドライン (WCAG
Content Accessibility Guidelines) 2.1 の色のコントラスト基準に合わせるために、できるだけカスタム Aura トークンではなく、色のグローバルスタイル設定フックを使用することをお勧めしています。Lightning Design System の「Migration Guide (移行ガイド)」を参照してください。開発者コンソールで Lightning Tokens バンドルを作成して、カスタム Aura トークンを作成します。たとえば、このトークンバンドルには、myBackgroundColor
というカスタム Aura トークンがあります。
カスタム Aura トークンは新しいものではありませんが、標準の var()
CSS 関数を使用して、Lightning Web コンポーネントの CSS ファイルで使用できるようになりました。カスタム Aura トークンの先頭に --c-
を追加します。
関連トピック
- Lightning Aura コンポーネント開発者ガイド: トークンの定義と使用
- Lightning Design System: Global Color Styling Hooks (色のグローバルスタイル設定フック)