権限の確認
範囲設定されたモジュール @salesforce/userPermission
および @salesforce/customPermission
から Salesforce 権限をインポートします。コンテキストユーザの権限に基づいて、コンポーネントの動作をカスタマイズします。
lwc-recipes リポジトリで miscPermissionBasedUI
レシピを参照してください。
ユーザが権限を持っているかどうかを確認するには、権限に対する静的参照をインポートして、true
または undefined
のどちらであるかを確認します。
カスタム権限には名前空間が含まれる場合もあります。組織では、独自のカスタマイズとパッケージの一意の識別子として名前空間を使用します。カスタム権限が管理パッケージからインストールされた場合は、権限名の前に名前空間名と __
を付けます。
静的参照の名前は自由に決めてください。ここでは、参照がブール値を持つことを示すために has{Permission}
という形式を使用します。
次のサンプルは、現在のユーザが ViewSetup 標準権限を持っているかどうかを確認します。
ユーザがこの権限を持っていれば、コンポーネントはボタンを有効化します。
次のサンプルは、現在のユーザが、管理パッケージからインストールされ、acme
という名前空間を持つ ViewReport カスタム権限を持っているかどうかを確認します。
ユーザがこの権限を持っていれば、コンポーネントは expense-report
コンポーネントを表示します。
親 Aura コンポーネントが権限を動的に参照している場合、Lightning Web コンポーネントの静的参照に置き換えます。静的参照は、ネットワークコールが必要ないため、より効率的です。
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