Boolean のプロパティ
標準 HTML 要素の Boolean 属性は、要素に追加することにより、true
に設定されます。この属性は、指定しない場合、デフォルト値は false
になります。したがって、属性のデフォルト値は常に false
となります。Lightning Web コンポーネントでは、Boolean のプロパティに対して同じ原理が使用されます。
Boolean の公開プロパティのデフォルト値は常に false
に設定します。bool.js
ファイルでデフォルト値を true
に設定すると、マークアップで値を静的に false
に切り替える方法はありません。
HTML ファイルは次のようになります。
親コンポーネントには、show
属性が <c-bool>
に追加されていないためにデフォルト値の false
を表示する c-bool
があります。
マークアップで false
と指定する唯一の方法は、Boolean 属性を省略することです。マークアップで show="false"
に設定すると、true
に評価されます。
show
プロパティを true
に設定するには、show
属性を空白の値でマークアップに追加します。このバージョンの c-parent
は、show
プロパティで true
を表示します。
show
の値は true
ですが、setAttribute
をコールして明示的に反映しない限り、表示される HTML には show
属性が反映されません。「HTML 属性への JavaScript プロパティの反映」を参照してください。
Boolean 属性の値が true
になると、表示される HTML は <my-component my-attribute>
になります。
値を動的に切り替えるには、動的に計算された値を親コンポーネントから渡します。次に例を示します。
JavaScript getter を parent.js
で使用して {computedValue}
の値を返します。
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