アクセス制御の移行
Aura コンポーネントのアクセス制御を Lightning Web コンポーネントの設定ファイルの <isExposed>
の適切な値に移行します。Aura コンポーネントの属性のアクセス制御を JavaScript プロパティデコレータと <isExposed>
の値の適切な組み合わせに移行します。
Aura バンドルのリソース (コンポーネントや属性など) へのアクセスを管理するには、access
システム属性を使用します。たとえば、このコンポーネントに global アクセス権がある場合、コンポーネントを管理パッケージに追加して別の組織で使用できます。Aura コンポーネントは、適切なインターフェースを実装すれば、別の組織の Lightning アプリケーションビルダーまたはエクスペリエンスビルダーで使用することもできます。
Lightning Web コンポーネントではアクセス制御のメカニズムが異なります。アクセスは、JavaScript プロパティデコレータとコンポーネントの設定ファイルで定義されます。
Aura コンポーネントのアクセス値が Lightning Web コンポーネントにどのように対応付けられるのかを次に示します。
- public
組織内でのみ使用できます。
コンポーネントの設定ファイルに
<isExposed>false</isExposed>
を設定します。- global
すべての組織で使用できます。コンポーネントを管理パッケージに追加して別の組織で使用できます。Aura コンポーネントは、別の組織の Lightning アプリケーションビルダーまたはエクスペリエンスビルダーで使用することもできます。
コンポーネントの設定ファイルに
<isExposed>true</isExposed>
を設定します。
Aura 属性のアクセス値を Lightning Web コンポーネントに対応付ける方法を次に示します。
- private
コンポーネント内でのみ使用できます。
JavaScript 項目を使用します。
- public
組織内でのみ使用できます。
Lightning Web コンポーネントで次の両方の手順を実行します。
- JavaScript 項目と
@api
デコレーターを使用します。 - コンポーネントの設定ファイルに
<isExposed>false</isExposed>
を設定します。
- JavaScript 項目と
- global
すべての組織で使用できます。
Lightning Web コンポーネントで次の両方の手順を実行します。
- JavaScript プロパティと
@api
デコレーターを使用します。 - コンポーネントの設定ファイルに
<isExposed>true</isExposed>
を設定します。
- JavaScript プロパティと
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