CSS の移行
Lightning Web コンポーネントでは標準の CSS 構文が使用されます。Aura コンポーネントのみで使用される THIS
クラスを削除します。
以下は、Aura コンポーネントの CSS ファイルです。
移行された Lightning Web コンポーネントの CSS ファイルは、THIS
が削除されている点を除いて同じです。
現在、すべての基本コンポーネント間で CSS ファイルを移行することはできません。次の lightning:button
Aura マークアップを移行するとします。
lightning:button
は、次の CSS セレクタを使用します。
lightning-button
Lightning Web コンポーネントを使用すると、カスタムクラスが lightning-button
コンポーネントの外部要素に適用されます。つまり、lightning-button
マークアップで想定されるスタイル設定が表示されません。
カスタム CSS が自動的に独自のコンポーネントに範囲設定され、基本コンポーネントの内部のスタイルが設定されません。可能な場合は、Lightning Design System クラスまたは Lightning 基本コンポーネントのバリエーションを使用することをお勧めします。
このケースでは、lightning-button
の variant 属性を使用することをお勧めします。たとえば、destructive
バリエーションを使用して、背景色を赤にします。
基本コンポーネントの CSS の移行が機能する別の例を見てみましょう。たとえば、次の lightning:formattedAddress
マークアップがあるとします。
このコンポーネントは、次の CSS セレクタを使用します。
class
属性を使用して、カスタムスタイル設定を適用します。
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