組み込みのモバイルツールと機能の使用
モバイルデバイスのユーザ向けのコードを作成する前に、環境を設定してモバイル対応の組み込みツールと機能を使用します。
モバイル用に最適化された Lightning Web コンポーネントを開発する場合は、以下の前提条件に従います。
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エンドツーエンドの開発環境には、VS Code エディタと Salesforce DX ツールを設定することをお勧めします。また、モバイル開発に役立つローカル開発サーバと他のツールも設定することもでます。
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VS Code 向けモバイル拡張機能プラグインをインストールする
コンポーネントは仮想モバイルデバイスで検査とプレビューを行ってから、モバイルユーザにリリースします。
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VS Code 向け SLDS Validator をインストールする
SLDS Validator では、インテリジェントなトークンとユーティリティクラスの推奨事項を使用して、構文の強調表示とコード補完ができます。SLDS Validator を使用すると、コンポーネントのスタイル設定を最適化し、画面サイズに応じたコンポーネントを作成することができます。SLDS ガイドラインをすべて覚える必要はありません。また、モバイル対応ではない基本コンポーネントが使用されていないかどうかをチェックし、交換方法を提案します。
Lightning Web コンポーネントの作成後、次を行います。
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上記の前提条件のリストでモバイルプレビュー用の環境を準備することで、視覚的な変更やその他の基本的なモバイル動作を検証するのに役立ちます。
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Lightning アプリケーションビルダーのコンポーネントを設定する
Lightning アプリケーションビルダーのコンポーネントを設定すると、システム管理者やビジネスユーザが Lightning アプリケーションページとレコードページを作成またはカスタマイズする際にコンポーネントを使用できるようになります。代わりにカスタムタブを使用して、Lightning Web コンポーネントを表示することもできます。
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Lightning アプリケーションページを作成して、コンポーネントをモバイルナビゲーションに追加する
Lightning アプリケーションビルダーのコンポーネントを有効にして、システム管理者がコンポーネントを使用して Lightning ページを作成できるようにします。Lightning アプリケーションページとレコードページは、Salesforce モバイルアプリケーションやカスタムモバイルアプリケーションなどのモバイルエクスペリエンスでサポートされています。代わりにカスタムタブでコンポーネントを表示する場合は、[設定] の [アプリケーションマネージャ] または [Salesforce ナビゲーション] 経由で、モバイルアプリケーションにアクセスできるようにします。