ローカルのディスク使用制限
LWS は Sandbox ごとに合成ストレージを作成します。合成ストレージでは、ある Sandbox 内のコードから、別の名前空間に属するデータや LWS Sandbox 外のグローバル範囲に設定されたデータを取得することがでません。
localStorage
と sessionStorage
はキーでパーティション分割されます。LWS が有効な場合、LWS は名前空間固有のキー名を作成するため、名前空間外に設定されたキー値にはアクセスできません。
ローカルストレージに保存されているデータを、別の名前空間で実行されているコードと共有するには、関数を作成して一方の名前空間からエクスポートし、もう一方の名前空間でその関数をインポートしてコールできるようにします。
Lightning Locker と LWS では、ローカルストレージの保護に使用されているメカニズムが異なります。Locker が有効なときにローカルストレージに保存されたデータは、LWS が有効なときにはアクセスできません。また、この逆の場合も同様です。ローカルストレージにデータが保存された後に LWS の設定が変更された場合、データが同じ名前空間内のコンポーネントによって設定されていても、そのデータにアクセスできなくなります。LWS を有効または無効にした場合には、その後に localStorage
と sessionStorage
のデータを書き換えてください。
関連トピック
Distortion Viewer の Storage API