LWS Distortion Viewer でのディストーションの詳細の確認

LWS では、JavaScript Sandbox で実行されているコードにディストーションが適用されるため、安全ではない動作を回避できます。LWS Distortion Viewer の説明では、影響を受ける API の脆弱性に関する説明が表示され、その脆弱性を軽減するディストーションの動作が示されます。このツールは、コンポーネントに影響するディストーションを回避するための JavaScript コードの変更方法を把握するのに役立ちます。

LWS Distortion Viewer には、Lightning Web セキュリティによってブロックまたは変更された JavaScript API が表示されます。ここに API が表示されていない場合、LWS で API のネイティブ動作が許可されます。ディストーションの詳細は、「Lightning Web セキュリティのしくみ」を参照してください。

LWS Distortion Viewer は、コンポーネントライブラリのナビゲーションバーから使用できます。

このツールへの直接リンクは、https://developer.salesforce.com/docs/component-library/tools/lws-distortion-viewer です。

ドキュメントが開いている LWS Distortion Viewer

LWS Distortion Viewer には、JavaScript API のディストーションがオブジェクト名のアルファベット順に表示されます。また、そのオブジェクトの変形された API の数も一緒に表示されます。左パネルでオブジェクトをクリックしてから、右パネルで API をクリックすると、API のディストーションに関する情報が表示されます。

LWS のディストーションが適用された後のコードに関するいくつかの問題の解決については、「Lightning Web セキュリティのトラブルシューティング」を参照してください。