CRM Analytics ダッシュボード用のコンポーネントの構成

Lightning Web コンポーネントを使用してカスタム機能を実装し、CRM Analytics ダッシュボードのウィジェットやステップと連動させて使用します。

componentName.js-meta.xml ファイルは、CRM Analytics ダッシュボードでの使用を許可する設定も含め、コンポーネントのメタデータ値を定義します。コンポーネントの設定ファイルに analytics__Dashboard 対象を追加します。isExposed 属性を true に設定して、コンポーネントが CRM Analytics のデザイナ UI に表示されるようにします。

componentName.js-meta.xml ファイルに、analytics__Dashboard 対象用の targetConfig を追加します。コンポーネントが、ダッシュボードのステップから CRM Analytics のクエリデータを使用するように設計されている場合は、hasStep タグを true に設定します。CRM Analytics ダッシュボードで使用するように設計されているコンポーネント属性ごとに、property タグを追加します。

共通のデータ型に加えて、analytics__Dashboard 対象は、<hasStep>true</hasStep> が設定されたコンポーネントに対して、MeasureDimension のデータ型もサポートします。ダッシュボードエディタは、関連付けられたステップの結果から、特定のデータ型の列を選択できます。

これらの手順が完了したら、CRM Analytics Studio のダッシュボードエディタで、Lightning Web コンポーネントをコンポーネントウィジェットとして追加します。詳細は、『Lightning Web Components in CRM Analytics Dashboards (CRM Analytics ダッシュボードの Lightning Web コンポーネント)』開発者ガイドを参照してください。