BarcodeScanner の例 — 連続スキャン (従来)
BarcodeScanner を使用して連続したサイクルで複数のバーコードをスキャンして認識する Lightning Web コンポーネントの最小限だが完全な例を示します。
HTML テンプレートでは、ユーザインターフェースをスキャンするために最小限必要な機能が提供されます。スキャンの結果を表示する要素、若干の静的なヘルプテキスト、スキャンを開始するボタンがあります。
この例では、スキャンに成功したすべての値が次々と表示されます。この例は、「BarcodeScanner の例 — 単一スキャン (従来)」で説明したコメントと処理の一部を合理化して省略し、スキャンサイクル自体に焦点を絞っています。
この例では、スキャンされたバーコードを意味のある方法で処理しません。そのため、processScannedBarcode()
関数の実行速度は速すぎます。タイミングの問題が発生し、例が失敗する可能性があります。この問題を回避するために、次のスキャンを開始する前に 1 秒の遅延が挿入されています。実際のバーコード処理は通常、時間がかかるためこの問題は発生しません。その場合、遅延を含む行と continueScanning()
関数の前にある async
キーワードを削除できます。
beginScanning()
と continueScanning()
がどのように連携して連続スキャンサイクルを作成するかについての説明は、「複数のバーコードのスキャン (従来)」を参照してください。
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