BarcodeScanner API の使用
バーコードスキャン機能を含む Lightning コンポーネントを開発するには、BarcodeScanner API を使用します。
- BarcodeScanner をコンポーネント定義にインポートして、BarcodeScanner API 関数をコードで使用できるようにします。
- スキャンライフサイクル関数をコールする前にテストを実行して、BarcodeScanner を使用できることを確認します。
- スキャンライフサイクル関数を使用して、スキャンを開始、継続および停止します。
コンポーネントの JavaScript ファイルで、標準 JavaScript import
ステートメントを使用して BarcodeScanner をインポートします。具体的には、次のように lightning/mobileCapabilities
モジュールから getBarcodeScanner()
ファクトリ関数をインポートします。
コンポーネントにインポートされたら、ファクトリ関数を使用して BarcodeScanner のインスタンスを取得します。BarcodeScanner インスタンスでは、ユーティリティ関数と定数を使用して、スキャナを使用できるかどうかを確認し、スキャンを設定します。スキャンライフサイクル関数を使用して、スキャン操作を実行します。
BarcodeScanner は、物理デバイスのハードウェアおよびプラットフォーム機能に連動します。BarcodeScanner を使用するコンポーネントは、デスクトップコンピュータでエラーなく表示されますが、スキャン機能は動作しません。このようなエラーを回避するには、使用する前に BarcodeScanner 機能を使用できるかどうかをテストします。
BarcodeScanner でのスキャンは、スキャンライフサイクル関数を使用すると簡単に行えます。
scan(options)
によってスキャンを開始します。- Promise の形式で返されたスキャンの結果を処理します。
dismiss()
を使用してスキャンを終了します。
次に例を示します。
スキャン結果の処理方法やエラーの処理方法などについての詳細は、scan(options)
を参照してください。
関連トピック