LocationService の例

ユーザの現在地を取得して、地図上に表示する、Lightning Web コンポーネントの初歩的な例を紹介します。

HTML テンプレートは、位置情報ベースのインターフェースに最低限必要なものを提供します。地図を表示する要素、若干の静的なヘルプテキスト、位置情報を取得するボタンがあります。このテンプレートの興味深い側面を次に 2 つ示します。

  • 現在の位置情報を取得するボタン ([Get Current Location (現在の位置情報を取得)] ボタン) がサポート対象の Salesforce モバイルアプリケーションにない場合は、disabled 属性を使用してこのボタンを無効にします。この属性は、コンポーネントの初期化時に isAvailable() の結果に基づいて設定されます。
  • 現在の位置情報要求が解決されるのを待機している間、「確定しない進行状況」をスピナーで示します。

現在の位置情報が測定されたら、lightning-map 基本コンポーネントを使用して位置情報を表示します。位置情報要求サイクルの各フェーズでコンソールメッセージが書き込まれます。