コンポーネントでのオブジェクトコンテキストの認識

objectApiName プロパティが設定されたコンポーネントが Lightning レコードページで使用されている場合、ページでそのプロパティが現在のオブジェクトの API 参照名に設定されます。

コンポーネントの JavaScript クラスで、@api デコレータを使用して公開 objectApiName プロパティを作成します。

Lightning Experience またはモバイルアプリケーションのレコードコンテキストでコンポーネントを呼び出すと、objectApiNameWarehouse__c など、参照しているレコードに関連付けられたオブジェクトの API 参照名に設定されます。

objectApiName は、明示的なレコードコンテキストでコンポーネントを配置または呼び出す場合にのみ設定されます。その他の場合、objectApiName は設定されないため、コンポーネントでこれを使用しないでください。

エクスペリエンスビルダーサイトは、objectApiName をコンポーネントのテンプレートに自動的にバインドしません。

コンポーネントでこの目標を達成するには、コンポーネントの *.js-meta.xml ファイルの式に objectApiName を追加します。targets パラメータで指定されたすべてのページ種別は、オブジェクト名にアクセスできます。

この方法は、{!objectApiName} がルートに含まれているコンポーネントのみで使用できます。

エクスペリエンスビルダーサイトのオブジェクトコンテキストでコンポーネントを呼び出すと、式 objectApiName はオブジェクトの 18 文字 ID に設定されます。

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