コンポーネントでのレコードコンテキストの認識

recordId プロパティが設定されたコンポーネントが Lightning レコードページで使用されている場合、ページでそのプロパティが現在のレコードの ID に設定されます。

コンポーネントの JavaScript クラスで、@api デコレータを使用して公開 recordId プロパティを作成します。

Lightning Experience またはモバイルアプリケーションのレコードコンテキストでコンポーネントを呼び出すと、recordId はレコードの 18 文字 ID (例: 001xx000003DGSWAA4) に設定されます。

recordId は、明示的なレコードコンテキストでコンポーネントを配置または呼び出す場合にのみ自動で設定されます。その他の場合、recordId は設定されないため、コンポーネントでこれを使用することはできません。このような場合は、recordId を自分で設定できます。たとえば、クイックアクションに使用されるコンポーネントは、レコードページで使用されるときにレコード ID にアクセスする必要がある場合、明示的に recordId を設定できます。

エクスペリエンスビルダーサイトは、recordId をコンポーネントのテンプレートに自動的にバインドしません。

コンポーネントでこの目標を達成するには、コンポーネントの *.js-meta.xml ファイルの式に recordId を追加します。targets パラメータで指定されたすべてのページ種別は、レコード ID にアクセスできます。

エクスペリエンスビルダーサイトのレコードコンテキストでコンポーネントを呼び出すと、式 "{!recordId}" はレコードの 18 文字 ID に設定されます。

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