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今年初めより開催されていたSalesforce1 Platform Mobile Hack Challenge 2014 Japanですが、ついに勝者が発表されました。

勝者は、、、、、、

+Message

となります。優勝した @a_kuratani さんおめでとうございます。
全9エントリはこちらのサイトから見ることが出来ますので、御覧下さい。

Salesforce1 Platform Mobile Hack Challenge 2014 Japan
http://events.developerforce.com/ja/entries/41

HMとなっているものはHonorable Mentionというもので、惜しくも入賞はしませんでしたが、非常に接戦でテクノロジが非常に優れていました。その他のエントリも、数は少ないですがどれも非常に魅力的なものとなっています。

選考について

サイトにもありますが今回のチャレンジの選考の基準は以下となっています。

チャレンジの趣旨と課題へのマッチング : つまりSalesforce1 Platformを活用したモバイルアプリケーションであるかどうか。

実装の独自性 : 技術的な先進性とメリットを評価します。

ユーザビリティおよびユーザエクスペリエンンス : モバイルアプリケーションに重要な、簡単かつ直感的な利用感であるかどうか。

ビジネスバリュー : アプリケーションがビジネスバリューを持つ、または顧客や従業員にとって実際に役立つかどうか。

また実際の採点方法にも触れておきますが、実際には6人のメイン審査員によって以下の項目が評価され、その平均値を試算します。また審査員の中には戦略担当などコーディング技術に対して判断を行わない人間も含まれていますが、その場合その審査員は機能性やUX、ビジネスバリューのみを評価します。

実際の評価項目

・Salesforce1 Platform有効利用度 :
・実装の独自性
・技術的先進性
・機能性
・ユーザビリティおよびユーザエクスペリエンンス
・ビジネスバリュー

それに加え、提出リポジトリの状態(ビルド可能な状態で公開されているか?)等々を加味し、最終的な評価を算出しています。

採点基準が上記である事からも分かる通り、コード自体のクオリティは非常に重要な要素の一つでありますが、それだけでなく、アプリケーションのアイデアが、“誰もが思っている痒い所に手が届いている点”、そしてそれが概要やビデオ等で誰からも簡単に認識出来る形で説明されていると非常に高評価に繋がる傾向がありました。これは今回だけでなく、ハックチャレンジ系のイベント全般に通ずる事なのかもしれません。

その点、1位となった +MessageはChatter Messageという本来モバイルで見ることが出来て然るべき機能だと皆が思っているものを、Salesforce1の仕組みを使ってコンパクトにまとめ、ビデオや概要も訴求点が明確だった点が、実装もコンパクトで必要な物がきちんと揃っている点など、バランス良く高評価でした。

今年の6月上旬にも開発系のイベント & ハックチャレンジを開催する予定ですので、今回参加出来なかった方々も、次回は是非ご参加下さい。

大切なのはアイデアと、勇気と、そしてそれを実現するためのプログラミングだけです!

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