本ブログ記事は、”Trailhead Superbadgeを獲得してTrailheaDXに参加しよう” キャンペーンにて
当選された株式会社アドバンテッジ リスク マネジメント 小泉 剛さんによる記事です。
本エントリーでは、2017年6月29日にTrailheaDXで行われた以下のHerokuセッションをレポートします。
Exploring Machine Learning on Heroku
Apache PredictionIO がHerokuの上で簡単に動かせるよというお話。
機械学習は簡単にできるようになっていいんだけど、
サーバーデプロイしようとするとそれはそれで、大変ですよね。
エンジンは、教師ありと教師なしの両方が用意してあって、どっちも簡単に使える。
Universal Recommender engine 教師なしエンジンです。教師なしは教え込む代わりに大量のデータが必要になる。
Einsteinは、セミオーダーでこちらはフルオーダーのAIという使い分けかと思うが、ガシガシ廻すにはHerokuはいいかも。AWSにGPUインスタンスがでたので、Herokuにも機械学習用のインスタンスがでたりするのでしょうか。
Manipulating Millions of Salesforce Records Using Heroku Connect and Postgres
Building Heroku and Force.com Architectures to Extend Your Salesforce Deployment
Heroku Postgres と Salesforceデータの連携やアーキテクチャに関するセッションをレポートします。
Heroku Connect は非常に強力かつ簡単に、Salesforceと連携ができます。
Reading Data from Salesforce with Heroku Connect
Salesforceのデータを簡単に、Heroku Postgres データベースに持ってくることができる。Heroku PostgresとSalesforceのオブジェクトをGUIて簡単にマッピングするだけで始めることができる。ユースケースとしては、Salesforce上にある商品マスタをHeroku上に構築したECサイトに表示するなど。
Heroku External Objects with Salesforce Connect
Heroku Postgres をOData2.0 or 4.0 として公開できる機能で、Salesforce Connect を使ってExternal ObjectとしてHeroku Postgres のデータを簡単に取得できる。ユースケースとしては、Heroku上に構築したスクラッチアプリケーション上にある
データをSalesforce上に取り込んで分析したり、レポーティングしたりするなど。
どっちをどう使うのが良いのか?
事例が三つくらい紹介されていました。
Heroku関連のセッションは全体の5%程度で数は少なかったのですが、知りたかった情報は必要十分に紹介されている印象はありました。Herokuブースは大盛況で、いつ見ても人だかりができていました。
Heroku Connect はリリース当初に試してみたことはあるのですが、少し制限がきつすぎる感じがしたのですがいくつか改善されているようで、もう一回適用範囲について検討してみたいと思いました。