Salesforce 向け CircleCI Orbs を公開
今後 Salesforce は、継続的インテグレーション (CI) と継続的デリバリー (CD) のサービスを提供する CircleCI との協力関係を深めていきます。
CircleCI は、すでに多くの Salesforce 開発における DevOps で利用されており、Salesforce と CircleCI の協力関係は今後の Salesforce 開発にとって非常に重要です。
すでに CicleCI は最初の Salesforce 向け Orb をリリースしています。Orb とは DevOps のパイプラインやワークフローで呼び出せる設定要素をまとめた共有可能なパッケージです。CircleCI は、自身やパートナーによって作成されたパッケージのレジストリを管理しています。これにより、CircleCI を利用する誰もが Orb を自身の管理する CI/CD パイプラインに適用する事が出来ます。CircleCI は今後も、Salesforce 開発の DevOps パイプラインのおいて繰り返し実行される作業を Orb として提供して行く予定です。
今回リリースされた Orb では、Salesforce CLI のインストール、DevHub の認証、Scratch Org の作成を行う事ができるようになります。早速 circleci/salesforce-sfdx から内容を確認してみましょう。使い方は Continuous integration for Salesforce applications (英語) でご確認頂けます。
これはまだ始まりに過ぎません。2020 年には協力関係をさらに深め、より多くのユースケースを想定した Orb をリリースしていく予定です。開発チームは、これらの Orb を組合せることで、これまで以上に堅牢な CI/CD パイプラインを構築し Salesforce 開発に安心して取り組めるようになります。
CircleCI や他のツールで CI/CD を実現する方法をさらに詳しく知りたい場合は、Salesforce DX 開発者ガイドの継続的デリバリーでご確認頂くことが出来ます。
「これは！」という新しい Orb のアイデアをお持ちの方は、是非 @SalesforceDevs(英語) 宛てに #sfdxorbs タグ付きでツイートください。
