【イベントレポート】Salesforce Architects Meetup Tokyo #9 & Osaka #8
こんにちは、Salesforce Architect Group の小坂駿・飯田博記です。私たちは国内のCTA候補者コミュニティの拡大を目指して、定期的に勉強会を開催しています。Tokyo、Osakaの2拠点で活動していましたが、コロナ禍の現在はオンラインで開催しています。
2021年4月21日に「Salesforce Architects Meetup Tokyo #09」、2021年5月27日に「Architects Meetup Osaka #08」を開催いたしました。
いずれも、アーキテクトデザイナー系の資格の試験範囲となるテーマを深く学ぶ全員参加型の勉強会です。
参加者は開発者・アーキテクトの方の割合が多いですが、Salesforceについて深く知りたいシステム管理者の方にもご参加いただいています。
みなさんに参加された目的を伺ってみますと、デザイナー試験対策・CTAのレビューボード試験対策など試験合格を目指すかたから、Salesforceアーキテクトに興味を持たれたというかたも多くいらっしゃいました。
- Salesforceアーキテクトに興味がある ：57.1%
- デザイナー試験合格のため：42.9%
- レビューボード試験対策のため：21.4%
- Salesforceについてよく知りたい、他：14.2%
（Osaka#8 アンケートより。複数回答あり）
【Salesforce Architects Meetup Tokyo #9】
Tokyo#9 では「Integration Architecture Designer 試験」をテーマとして、前半で主要な試験トピックを解説後、簡単な練習な問題に取り組みました。後半では、仮想のシステム連携シナリオをもとに自らソリューションを検討し、その後ブレイクアウトルームでグループに別れて議論する場を設けました。合計で20名以上の方々が参加されました。また、3名の認定テクニカルアーキテクト保有者が参加し、試験やインテグレーションについて講評をいただきました。
資料（Connpassに掲載）：https://sfag.connpass.com/event/207079/
（担当：小坂）
【Salesforce Architects Meetup Osaka #8】
Osaka#8では、「Sharing and Visibility （共有と可視性）デザイナー試験」をテーマとしました。認定アプリケーションアーキテクト取得に必要となる資格です。Salesforceの管理者・開発者のかたにはなじみの深い分野かと思いますが、システム基盤分野出身の私（飯田）は、実はあまりいい思い出がありません。
そんな私も、読んでいて「なるほど！」と思ったのが、開発者ドキュメント「レコードアクセス権に関してSalesforce内部で実行される処理」でした。Salesforceのマルチテナントアーキテクチャのなかで、共有計算を実現する仕組みについて紹介されています。
前半は講義パート。このドキュメントを取り上げてSalesforceのアクセス権についておさらいしました。後半は練習問題。理解を確認する簡単なクイズから、実際の試験さながらの模擬問題まで10問程度にチャレンジしました。
Group Maintenance Table の仕組みと利用をサンプルシナリオに沿って確認
資料（Connpassに掲載）：https://sfag.connpass.com/event/211567/
（担当：飯田、緒方）
【次回開催】
定期的に勉強会を企画・開催しています。興味を持たれたかたはぜひ参加ご登録ください。
6月28日 19:30 – 21:30
【オンライン開催】Salesforce Architects Meetup Tokyo＃10
https://www.trailblazers.jp/event/archjapan-tokyo-10/
7月26日 19:30 – 21:30
TrailheaDX 2021 Global Gathering with Architects
https://www.trailblazers.jp/event/archjapan-tdx21gg/
【Salesforce Architect Group について】
Salesforce Architect Group は、デザイナー試験の取得を応援し、CTA候補者の拡大を目指すコミュニティです。
グループリーダー: Takahito Miyamoto
所属: Accenture
