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拡張メタデータ (XMD) の概要

拡張メタデータ (XMD) を使用すると、Wave Analytics のダッシュボード要素の形式をカスタマイズできます。

データセットの XMD を変更すると、そのデータセットを使用するすべての UI の視覚化に新しい形式が適用されます。次の事項を制御できます。

  • 基準の形式
  • ディメンションおよび基準の表示ラベル
  • 基準のディメンションのグループ化
  • 特定の項目の色
  • 値テーブルに表示されるデフォルトの列
  • ユーザインターフェースでのディメンションおよび基準の非表示
  • ユーザが Salesforce オブジェクトのアクションを利用し、Salesforce および外部 Web サイトのレコードへのリンクをたどることができるカスタムメニュー
  • 複数組織のデータセットの Salesforce レコードへのリンクがそのレコードの正しい組織インスタンスに解決できるようにする、URL への Salesforce 組織 ID の対応付け。

XMD ファイルは JSON 形式です。XMD ファイルにアクセスするには、対応するデータセットを編集します。[編集] ページから既存の XMD ファイルをダウンロードできます。

Wave 視覚化で国際文字が表示されるように、XMD ファイルを UTF-8 形式で保存します。

メモ

XMD の変更および更新についての情報は、XMD 2.0 セクションを参照してください。

拡張メタデータの例

XMD ファイルの形式の例を次に示します。

参照されるすべてのディメンションおよび基準が有効である必要があります。そうでない場合、参照は無視されます。

メモ

XMD 2.0

いくつかの XMD 要素が変更され、いくつかの動作も変更されました。Salesforce の開発サークルでは、これらの変更は XMD 1.1 に対して XMD 2.0 として参照されます。

主な変更点は、XMD が JSON ファイルではなく BPO (Base Platform Object: ベースプラットフォームオブジェクト) に保存されるようになったことです。API がこのオブジェクトに対して動作するため、XMD API エンドポイントを使用して XMD ディレクトリを操作できます。

ユーザは依然として JSON ファイルのダウンロードとアップロードを行って独自の変更を有効にすることができます。XMD はその場で変換されます。ただし、この変更には副次的影響もあります。

  • XMD はデータセットのバージョンごとに保存されます。
  • system XMD は、main.json がアップロードされたとき、または旧バージョンのデータフローで API 経由で GET コールが実行されたときに生成されます。

以前と同様に、main タイプの XMD は、systemuser をマージすることで作成されます。user XMD ファイルを変更して、Wave Analytics の多くのダッシュボード要素の形式をカスタマイズできます。

データセットメタデータが変更されると (特定の列が削除されたり、データフローへの変更の結果として名前が変更されたりするなど)、関連付けられたユーザ XMD の更新も必要となり、これによって変更された列への参照が中断されるため検証に失敗します。XMD が更新されると、検証に合格するために再読み込み (ダウンロードしてからアップロード) が必要になります。これは、データフローへの変更が元に戻された場合にも必要です。

警告

これはどのような意味を持つのでしょうか?

次の表で、XMD 要素の変更点について説明します。変更点のほとんどは新規要素ですが、名前が変更された既存の要素もいくつかあります。これらの要素を使用している場合は、XMD を更新してください。

要素 次のレベルの要素 次のレベルの要素 メモ
dimensions description String 新規。ディメンションの説明。
fully​Qualified​Name String 新規。ディメンションの完全修飾名。
origin String 新規。このディメンションの発生源。
date​Format String 新規。これを使用して、日付を読みやすい形式で表示します。
is​Multi​Value Boolean 新規。ディメンションが複数値であるかどうかを示します。
image​Template String 新規。画像テンプレートの名前。
custom​Actions​Enabled Boolean 新規。ディメンションでカスタムアクションが有効になっているかどうかを示します。
custom​Actions List 新規。このディメンションにリンクされているカスタムアクション。
name String 新規。アクションの名前。
url String 新規。アクションの URL。
icon String 新規。アクションのアイコン。
tooltip String 新規。アクションのツールチップ。
target String 新規。アクションのターゲット。
method String 新規。アクションのメソッド。
enabled Boolean 新規。特定のディメンションに対してアクションが有効になっているかどうかを示します。
sfdc​Actions List salesforce​Actions に名前変更されました。
  • ユーザインターフェースでは XMD 1.1 が依然��して使用されますが、API では XMD 2.0 が使用されます。XMD 2.0 を使用する場合は、名前変更された要素の名前のみを使用します。
  • salesforceActions リストの新しい enabled フラグは XMD 2.0 のプレースホルダであり、将来の使用のために予約されています。

メモ

sfdc​Actions​Enabled Boolean salesforce​Actions​Enabled に名前変更されました。

ユーザインターフェースでは XMD 1.1 が依然として使用されますが、API では XMD 2.0 が使用されます。XMD 2.0 を使用する場合は、名前変更された要素の名前のみを使用します。

メモ

measures description String 新規。基準の説明。
fully​Qualified​Name String 新規。基準の完全修飾名。
origin String 新規。基準の発生源。
date​Format String 新規。基準である日付に使用される書式。
format List 既存。
prefix String 新規。項目値の前に置かれるプレフィックス。
unit String 新規。基準の単位文字列 (「cm」など)。
suffix String 新規。項目値の後に置かれるサフィックス。
decimal​Digits Integer 新規。小数点の後に表示される桁数。
negative​Parens Boolean 新規。負の数値をマイナス記号を使用するのではなく括弧内に表示するかどうかを示します。
unit​Multiplier Double 新規。単位乗数。
dates label String 新規。日付列の表示ラベル。
compact Boolean 新規。日付がコンパクトとして表示されるかどうか。
description String 新規。日付列の説明。
show​In​Explorer Boolean 新規。日付がエクスプローラで表示されるかどうか。
fiscal​Month​Offset Integer 新規。カレンダー年に対する会計年度のオフセット (月数)。
is​Year​End​Fiscal​Year Boolean 新規。1 年の終わりが会計年度であるかどうか。
first​Day​Of​Week Integer 新規。週の開始曜日として何を使用するか。
dataset connector String 新規。データセットのコネクタソース。
fully​Qualified​Name String 新規。データセットバージョンの完全修飾名。
origin String 新規。このデータセットバージョンのソースを表す発生源。
description String 新規。データセットの説明。