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拡張メタデータ (XMD) の概要

拡張メタデータ (XMD) を使用すると、Wave Analytics のダッシュボード要素の形式をカスタマイズできます。

データセットの XMD を変更すると、そのデータセットを使用するすべての UI の視覚化に新しい形式が適用されます。次の事項を制御できます。

  • 基準の形式
  • ディメンションおよび基準の表示ラベル
  • 基準のディメンションのグループ化
  • 特定の項目の色
  • 値テーブルに表示されるデフォルトの列
  • ユーザインターフェースでのディメンションおよび基準の非表示
  • ユーザが Salesforce オブジェクトのアクションを利用し、Salesforce および外部 Web サイトのレコードへのリンクをたどることができるカスタムメニュー
  • 複数組織のデータセットの Salesforce レコードへのリンクがそのレコードの正しい組織インスタンスに解決できるようにする、URL への Salesforce 組織 ID の対応付け。

XMD ファイルは JSON 形式です。XMD ファイルにアクセスするには、対応するデータセットを編集します。[編集] ページから既存の XMD ファイルをダウンロードできます。

Wave 視覚化で国際文字が表示されるように、XMD ファイルを UTF-8 形式で保存します。

メモ

XMD の変更および更新についての情報は、XMD 2.0 セクションを参照してください。

拡張メタデータの例

XMD ファイルの形式の例を次に示します。

参照されるすべてのディメンションおよび基準が有効である必要があります。そうでない場合、参照は無視されます。

メモ

1{
2    "formats": {
3        "measures": {
4            "Amount": [
5                "$#,##0.00",
6                1
7            ]
8        }
9    },
10    "hide_dimensions": [
11         "Owner-Email"
12    ],
13    "labels": {
14        "dimensions": {
15            "CloseDate": "Close Date GMT",
16            "CloseDate_Day": "Close Date Day",
17            "CloseDate_Month": "Close Date Month",
18            "CloseDate_Quarter": "Close Date Quarter",
19            "CloseDate_Week": "Close Date Week",
20            "CloseDate_Year": "Close Date Year",
21            "CreatedDate": "Created Date GMT",
22            "CreatedDate_Day": "Created Date Day",
23            "CreatedDate_Month": "Created Date Month",
24            "CreatedDate_Quarter": "Created Date Quarter",
25            "CreatedDate_Week": "Created Date Week",
26            "CreatedDate_Year": "Created Date Year",
27            "Id": "Id",
28            "OpportunityId": "Opportunity Id",
29            "StageName": "Opp Stage"
30        },
31        "measures": {
32            "Amount": "Total Amount"
33        },
34        "keys": {
35            "IsClosed": {
36                "true": "Closed",
37                "false": "Open"
38            },
39            "Outcome": {
40                "true": "Won",
41                "false": "Lost"
42            },
43            "Region": {
44                "EU": "Europe",
45                "AP": "Asia Pacific",
46                "US": "United States"
47            }
48        }
49    },
50    "types": {
51        "Close Date GMT": {
52            "dims": {
53                "day": "CloseDate_Day",
54                "fullField": "CloseDate",
55                "month": "CloseDate_Month",
56                "quarter": "CloseDate_Quarter",
57                "week": "CloseDate_Week",
58                "year": "CloseDate_Year"
59            },
60            "meas": {
61                "epoch_day": "CloseDate_day_epoch",
62                "epoch_second": "CloseDate_sec_epoch"
63            },
64            "type": "date"
65        },
66        "Created Date GMT": {
67            "dims": {
68                "day": "CreatedDate_Day",
69                "fullField": "CreatedDate",
70                "month": "CreatedDate_Month",
71                "quarter": "CreatedDate_Quarter",
72                "week": "CreatedDate_Week",
73                "year": "CreatedDate_Year"
74            },
75            "meas": {
76                "epoch_day": "CreatedDate_day_epoch",
77                "epoch_second": "CreatedDate_sec_epoch"
78            },
79            "type": "date"
80        }
81    },
82    "colors": {
83        "StageName": {
84            "5 - Closed-Won": "#4f4",
85		          "5 - Closed-Lost": "#f44"
86	  },
87	  "Region": {
88	      "AP": "#fc6",
89	     	"EU": "#48f",
90		     "US": "#f88"
91	  }
92    },
93    "values_query_columns": [
94        "Id",
95        "OpportunityId",
96        "StageName"
97      ]
98}

XMD 2.0

いくつかの XMD 要素が変更され、いくつかの動作も変更されました。Salesforce の開発サークルでは、これらの変更は XMD 1.1 に対して XMD 2.0 として参照されます。

主な変更点は、XMD が JSON ファイルではなく BPO (Base Platform Object: ベースプラットフォームオブジェクト) に保存されるようになったことです。API がこのオブジェクトに対して動作するため、XMD API エンドポイントを使用して XMD ディレクトリを操作できます。

ユーザは依然として JSON ファイルのダウンロードとアップロードを行って独自の変更を有効にすることができます。XMD はその場で変換されます。ただし、この変更には副次的影響もあります。

  • XMD はデータセットのバージョンごとに保存されます。
  • system XMD は、main.json がアップロードされたとき、または旧バージョンのデータフローで API 経由で GET コールが実行されたときに生成されます。

以前と同様に、main タイプの XMD は、systemuser をマージすることで作成されます。user XMD ファイルを変更して、Wave Analytics の多くのダッシュボード要素の形式をカスタマイズできます。

データセットメタデータが変更されると (特定の列が削除されたり、データフローへの変更の結果として名前が変更されたりするなど)、関連付けられたユーザ XMD の更新も必要となり、これによって変更された列への参照が中断されるため検証に失敗します。XMD が更新されると、検証に合格するために再読み込み (ダウンロードしてからアップロード) が必要になります。これは、データフローへの変更が元に戻された場合にも必要です。

警告

これはどのような意味を持つのでしょうか?

次の表で、XMD 要素の変更点について説明します。変更点のほとんどは新規要素ですが、名前が変更された既存の要素もいくつかあります。これらの要素を使用している場合は、XMD を更新してください。

要素 次のレベルの要素 次のレベルの要素 メモ
dimensions
sfdc​Actions List salesforce​Actions に名前変更されました。
  • ユーザインターフェースでは XMD 1.1 が依然として使用されますが、API では XMD 2.0 が使用されます。XMD 2.0 を使用する場合は、名前変更された要素の名前のみを使用します。
  • salesforceActions リストの新しい enabled フラグは XMD 2.0 のプレースホルダであり、将来の使用のために予約されています。

メモ

sfdc​Actions​Enabled Boolean salesforce​Actions​Enabled に名前変更されました。

ユーザインターフェースでは XMD 1.1 が依然として使用されますが、API では XMD 2.0 が使用されます。XMD 2.0 を使用する場合は、名前変更された要素の名前のみを使用します。

メモ

measures
format List 既存。
unit​Multiplier Double 新規。単位乗数。
customFormat String 互換性のために保持されています。「[\"\",1]" のような形式の文字列を指定します。
dates label String 新規。日付列の表示ラベル。
fiscal​Month​Offset Integer 新規。カレンダー年に対する会計年度のオフセット (月数)。
first​Day​Of​Week Integer 新規。週の開始曜日として何を使用するか。