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詳細なロック

デフォルトでは、ロールおよびグループに Salesforce で変更を加える場合、データの整合性を保護するため、Lightning Platform でグループメンバーシップテーブル全体がロックされます。このロックにより、複数のスレッドでグループの変更を処理して更新のスループットを向上することができなくなります。詳細なロック機能が有効になっていると、追加ロジックが使用され、更新に関係するロールまたはグループ間で階層関係または他の関係がなければ、複数の更新を同時に行うことができます。システム管理者は、メンテナンスプロセスおよびインテグレーションコードを調整してこの制限付きの同時実行を利用することにより、ロックエラーを回避しながら、大規模な更新をより速く処理できます。

詳細なロックの主な利点は、次のとおりです。
  • 異なる階層にあるグループを同時に操作できます。
  • テリトリーを含まない公開グループと公開ロールが、テリトリー操作によってブロックされなくなります。
  • テリトリーおよび公開グループにユーザを同時に追加できます。
  • ユーザのプロビジョニングを並列実行できます。
    • ポータルユーザの作成にロックが必要なのは、新しいポータルロールが作成される場合のみ。
    • 既存の取引先で、新しいポータルユーザのプロビジョニングが同時に処理される。
  • ロールの削除などの長時間を要する単一処理で、操作のごく一部のサブセットしかブロックされません。

次の表に、詳細なロックが有効な場合に並列実行できるすべての操作を示します。親の変更 (ロール階層内でのロールの移動) などの特定の操作では、引き続き、他のほとんどすべてのグループ更新がブロックされます。

グループ操作 同時実行できる操作
ロールの作成
  • ユーザロールの変更1
  • テリトリーの親の変更
  • テリトリーの削除
  • テリトリーの作成
  • テリトリーからのユーザの削除
  • テリトリーへのユーザの追加
  • ユーザのプロビジョニング2
ロールの削除
  • テリトリーの親の変更
  • テリトリーの削除
  • テリトリーの挿入
  • テリトリーからのユーザの削除
  • テリトリーへのユーザの追加
ロールの親の変更 (ポータル取引先所有者の変更を含む) テリトリーの作成
テリトリーへのユーザの追加
  • ロールの削除
  • ロールの挿入
  • テリトリーの作成
  • テリトリーへのユーザの追加
  • ユーザのプロビジョニング3
テリトリーからのユーザの削除
  • ロールの削除
  • ロールの挿入
  • テリトリーの作成
  • ユーザのプロビジョニング3
テリトリーの親の変更
  • ロールの削除
  • ロールの挿入
  • ユーザのプロビジョニング3
テリトリーの削除
  • ロールの削除
  • ロールの挿入
  • ユーザのプロビジョニング3
テリトリーの作成
  • ロールの親の変更
  • ロールの削除
  • ロールの挿入
  • ユーザロールの変更1
  • テリトリーへのユーザの追加
  • テリトリーからのユーザの削除
  • ユーザのプロビジョニング3
既存のロールを使用した内部ユーザのプロビジョニング
  • ロールの挿入
  • ユーザロールの変更1
  • テリトリーの親の変更
  • テリトリーの削除
  • テリトリーの作成
  • テリトリーからのユーザの削除
  • テリトリーへのユーザの追加
  • ユーザのプロビジョニング3
ユーザロールの変更 (ユーザはポータル取引先を所有できない)
  • ロールの挿入
  • テリトリーの挿入
  • ユーザのプロビジョニング3
取引先での最初の非コミュニティポータルユーザのプロビジョニング
  • ユーザロールの変更1
  • テリトリーの親の変更
  • テリトリーの削除
  • テリトリーの作成
  • テリトリーからのユーザの削除
  • テリトリーへのユーザの追加
  • ユーザのプロビジョニング2
取引先での 2 番目の非コミュニティポータルユーザの作成
  • ロールの挿入
  • ユーザロールの変更1
  • テリトリーの親の変更
  • テリトリーの削除
  • テリトリーの作成
  • テリトリーからのユーザの削除
  • テリトリーへのユーザの追加
  • ユーザのプロビジョニング3
コミュニティユーザのプロビジョニング すべてのグループメンバーシップの操作
ポータル取引先所有者の変更 テリトリーの作成
ポータル取引先を所有するユーザのロールの変更 テリトリーの作成

1 ユーザは、パートナーポータル取引先またはカスタマーポータル取引先を所有できません。

2 既存のポータルロールでの標準ユーザまたはポータルユーザのプロビジョニング

3 取引先にある最初のポータルユーザを含む、任意の標準ユーザまたはポータルユーザのプロビジョニング

詳細なロック機能が必要な状況

ロックが頻繁かつ永続的に発生し、手動更新および自動更新を同時に管理する機能が著しく制限されたり、インテグレーションまたは他の自動化されたグループメンテナンス操作のスループットが著しく低下する場合は、詳細なロックの使用を検討します。グループメンバーシップがロックされたことを示すエラーメッセージがまれにしか表示されない場合、この機能は適切とは言えません。