リクエストコードとレスポンスコードの相関 ID との照合
相関 ID を使用して特定のリクエストと特定のレスポンスを照合することで、内部サーバーエラーなど予期せぬ問題のトラブルシューティングを簡単に行えるようになります。
SCAPI エンドポイントへのリクエストで correlation-id
ヘッダーが渡された場合、レスポンスには correlation-id
の値を含む correlation-id
ヘッダーが含められます。また、API によって、各レスポンスのための独自の相関 ID が生成されます。この生成された ID は、sfdc_correlation_id
レスポンスヘッダーで提供されます。
ヘッダーの例:
correlation-id
の値には、単語文字、ハイフン (-)、およびコンマ (,) のみを含める必要があります。他の文字を含めると、Log Center でその相関 ID 文字列を検索できない場合があります。
大部分の Commerce API エンドポイントで、correlation-id
はフックとともにログメッセージに自動的に追加されます。これらのメッセージは、Log Center で、externalID
フィールドに基いてメッセージをフィルターする LCQL (Log Center Query Language) 式でクエリできます。externalID
フィールドには correlation-id
レスポンスヘッダーの値が含まれているため、ユーザーが指定した相関 ID、SCAPI によって生成された相関 ID、または組み合わせ文字列をクエリできます。
sfdc_verbose
ヘッダーを correlation-id
と組み合わせて使用すると、Log Center で詳細ログ出力を生成および検索できます。
Commerce API エンドポイントの一部のグループは、B2C Commerce 専用に使用されるわけではないため、リクエストとレスポンスを Log Center にログすることはできません。これらの API グループには、CDN Zones、Inventory Availability、Inventory Impex、Inventory Reservation、Shopper Context、および Shopper Login が含まれます。