getPicklistValues

指定した項目の選択リスト値を取得するには、このワイヤーアダプターを使用します。

getPicklistValues は、このユーザーインターフェース API リソースを使用します。

  • recordTypeId — (必須) レコードタイプの ID。getObjectInfo から返されるオブジェクト情報 defaultRecordTypeId プロパティを使用します。デフォルトのレコードタイプがない場合、この値はマスターレコードタイプ (012000000000000AAA) となります。

  • fieldApiName — (必須) サポートされているオブジェクトの選択リスト項目の API 参照名。

  • propertyOrFunction — ワイヤーサービスからデータのストリームを受信する非公開のプロパティまたは関数。プロパティが @wire でデコレートされている場合、結果はそのプロパティの data プロパティまたは error プロパティに返されます。関数が @wire でデコレートされている場合、結果は data プロパティと error プロパティを持つオブジェクトで返されます。

このワイヤーアダプターと組み合わせた objectApiName の使用はサポートされていません。これは、この情報もすでに fieldApiName と一緒に含まれているためです。

選択リストの値は、レコードタイプを範囲とします。連動選択リストの場合、getPicklistValues は、項目および項目を選択リストに対応付ける方法を制御するためのデータを返します。詳細は、「選択リストの UI の構築」を参照してください。

レコードタイプのすべての選択リストを取得するには、代わりに getPicklistValuesByRecordType を使用します。

recordTypeId パラメーターと fieldApiName パラメーターの両方が必須です。recordTypeId 値を指定するには、getObjectInfo ワイヤーアダプターを使用して、リアクティブ変数で defaultRecordTypeId プロパティを設定します。そして、リアクティブ変数を getPicklistValues ワイヤーアダプターに渡します。

次の例では、取引先の [評価] 項目から選択リスト値の [見込み有り]、[将来見込み有り]、[見込み無し] を返します。

data.values は、選択リストの表示ラベルと値のリストを返します。「Picklist Value (選択リスト値)」を参照してください。

コンポーネントで選択リスト値を表示するには、for:each ディレクティブを使用してリストを反復処理します。

lwc-recipes GitHub リポジトリの wireGetPicklistValues コンポーネントは、[取引先] 項目の選択リスト値を取得します。

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