基本コンポーネントの比較
lightning-record*form
コンポーネントを比較して、使用事例に適したコンポーネントを探してください。
これらのコンポーネントは、フォームのレイアウトを提供します。項目の表示ラベルは、組織のデフォルト値に基づいた値を使用します。コンポーネントを使用することで、レコードの作成、参照、更新の変更を Apex コードなしで行えます。レコードの更新をキャッシュしてコンポーネント間で共有するために Lightning データサービスが使用されます。
lightning-record-edit-form
— 編集可能フォームを表示します。lightning-record-view-form
— 参照のみのフォームを表示します。lightning-record-form
— 編集、表示、参照のみのモードをサポートします。
コンポーネントは、ユーザインターフェース API がサポートするオブジェクトをサポートします。外部オブジェクトと個人取引先はサポートされていません。「相対時間のアラーム」を参照してください。
機能 | lightning-record-form | lightning-record-view-form | lightning-record-edit-form |
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レコードの作成 | |||
レコードの編集 | |||
レコードの表示 | |||
参照のみモード | |||
レイアウト種別 | |||
複数列レイアウト | |||
項目のカスタムレイアウト | |||
レコードデータのカスタム表示 |
ほとんどの使用事例で、lightning-record-form
は優れた出発点になります。このコンポーネントは lightning-record-view-form
と lightning-record-edit-form
の機能を組み合わせて簡素化したものです。
レイアウト種別または項目およびモードのどちらかを指定すると、コンポーネントはレイアウト、検証、CRUD 変更、エラー処理を行います。また、lightning-record-form
コンポーネントでは、変更のサブミットが成功した後に、編集モードから表示モードに切り替えることもできます。
パフォーマンスが向上するように、できる限りレイアウトではなく項目を指定します。プロビジョニングされた項目をコンポーネントではなくシステム管理者が制御する場合にのみレイアウトを指定します。コンテキストユーザのレイアウトに割り当てられているすべての項目の受信をコンポーネントで制御する必要があります。
カスタム項目レイアウトとレコードデータのカスタム表示が必要な高度な使用事例では、lightning-record-view-form
と lightning-record-edit-form
を使用します。
カスタムユーザインターフェースなど、基本コンポーネントよりも高いカスタマイズ性が必要な場合は、「レコードを作成および編集するカスタム UI の作成」と「レコードデータの取得」を参照してください。
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