子と親のリレーション

GraphQL ワイヤアダプタのクエリでは、親または子とのリレーションを指定できます。

複数のオブジェクトが、同じオブジェクトに対して子リレーションを持つことができます。たとえば、親取引先には、子リレーションを指定できます。一部のオブジェクトには、別のオブジェクトへのリレーションを指定することもできます。たとえば、取引先には、他のオブジェクトの納入商品、ケース、取引先責任者などと子リレーションが設定できます。

子リレーションを照会するには、親の node に子リレーションの名前と項目を渡します。GraphQL ワイヤアダプタでは、1 レベルの子リレーションしかサポートされていません。たとえば、取引先レコードの取引先責任者を要求できますが、その取引先責任者の子リレーションは要求できません。

応答の子リレーションレコードはページ設定され、カーソルとページ設定情報を含みます。

子リレーションを含むクエリを作成するには、GraphQL ワイヤアダプタの query パラメータを使用します。

応答は、次のようになります。

親リレーションを照会するには、子の node に親リレーションの名前と項目を渡します。GraphQL ワイヤアダプタは、1 レベルの親リレーションを返します。子リレーションとは異なり、複数レベルの親リレーションを要求できます。たとえば、商談に関連付けられた取引先所有者の名前を要求します。

親リレーションを含むクエリを作成するには、GraphQL ワイヤアダプタの query パラメータを使用します。

応答は、次のようになります。

リレーションの項目の中には、Account.OwnerId のように、多態的な項目があります。多態的なリレーションを含むクエリを作成するには、GraphQL ワイヤアダプタの query パラメータを使用し、polymorphicParentRelationship 項目を使用してオブジェクトにアノテーションを付加します。

この例では、OwnerId の多態的な項目が User オブジェクトに対応付けられています。

応答は、次のようになります。

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