ファイルを開く
Lightning Experience および Salesforce アプリケーションで 1 つ以上のファイルレコードを開くには、ナビゲーションサービス lightning/navigation
を使用します。ナビゲーションサービスは、Lightning Experience のモーダルダイアログで 1 つ以上のファイルのプレビューを開くか、モバイルデバイスの Salesforce アプリケーションでファイルのダウンロードをトリガします。
ナビゲーションサービスは、ページ (この場合はファイル) を記述する PageReference
を使用します。
'type': 'standard__namedPage'
、および filePreview
の pageName
属性を持つページ参照を使用します。
filePreview
名前付きページ値は、ContentDocument および ContentHubItem (外部ファイル) オブジェクトをサポートします。filePreview
名前付きページ値は、Lightning Experience およびモバイルアプリケーションのすべてのバージョンでサポートされています。Visualforce の Lightning コンポーネント、Lightning Out、エクスペリエンスビルダーサイトなど、他のコンテナではサポートされていません。Lightning Experience や Salesforce モバイルアプリケーション内でこれらのコンテナにアクセスしても、ページ値はサポートされません。
次の例は、Lightning Experience および Salesforce アプリケーションで ID 069xx0000000001AAA
を持つレコードを開きます。
recordIds
は、ダウンロードできるすべてのレコード ID のカンマ区切りのリストです。
Lightning Experience では、selectedRecordId
で指定されたレコードが最初にダウンロードされます。ユーザはアプリケーションの矢印をクリックして、他のレコードに切り替えることができます。デスクトップファイルプレビューアは、画像および SVG ベースの複数ページ Office 文書のプレビュー、プレゼンテーションモードと、共有、ダウンロード、アップロード、削除などのファイルアクションへのクリックアクセスを提供します。
Salesforce アプリケーションでは、イベントが起動されるとファイルが 1 つダウンロードされます。selectedRecordId
が指定されている場合は、そのファイルがダウンロードされます。selectedRecordId
が指定されていない場合は、recordIds
リストにある最初のファイルがダウンロードされます。デバイスに応じて、ファイルのネイティブプレビューが表示されます。
関連トピック
- PageReference の型
- Salesforce オブジェクトリファレンスガイド: ContentDocument
- Salesforce オブジェクトリファレンスガイド: ContentHubItem