本ブログ記事は、”Trailhead Superbadgeを獲得してTrailheaDXに参加しよう” キャンペーンにて当選された
株式会社アドバンテッジ リスク マネジメント 小泉 剛さんによる記事です。
2017年6月28日〜29日の2日間に渡り、
サンフランシスコのモスコーニセンターの西棟で開催されている、「TrailheaDX」。
当エントリでは、初日に行われた基調講演とSalesforceDX関連のセッションについてレポートします。
基調講演
オープニングトーク
講演者: Parker Harris, CTO
- セールスフォースは、エンタープライズソフトウェアの中で高い成長
- 4つのコアバリュー、信頼、イノベーション、平等、成長
- 1-1-1modelの紹介
- デベロッパーの数は、4M+でどんどんのびている
- セールスフォース関連の仕事は給料が良いし、人気もあるし、
それに、Trailheadがあるから、今すぐあなたも仲間入りを!!
Salesforce DX
講演者: Leah McGowen-Hare, Director of Employee Trailhead
アプリケーション開発の生産性の高さを誇るSalesforceですが、
開発環境、ソースコード管理、デプロイ関連は、モダンなWeb開発に比べると劣っていました。
このDXにより、一気に解決に向かっている感じがします。
Salesfoce DX Open Beta Available Now!!
- githubを使って、好きなエディターで開発ができる、例えばEmacsとか!!
- CIと連携できます。JenkinsとかTravisCIとか
- Sandbox数とか気にせずに自分のOrgがもてます。
詳しくはこちら
デモ
デモから気になったものをいくつか紹介します。
- bashでもcomand prompt からでもSalesforce組織をコマンド一発で作成可能
- メタデータや開発コードをローカルで管理できる
- ライトニングビルダーで画面からの変更も、force:source:pull でローカルコードに取り込める
- force:apex:test:run でテストもコマンドラインで実行できる
- TravisCIで実際のテストのデモもありました
開発者向けのイベントということもあって、3つのキーノート中では1番盛り上がってました。
Leahさんのプレゼンも素晴らしく盛り上げ上手でした。
基調講演のセッション録画は、こちらのサイトで確認できます。
Understanding SalesforceDX
まずはおさらいから。
デベロッパーエクスペリエンスを改善します。
UX(ユーザーエクスペリエンス)、CX(カスタマーエクスペリエンス)ときて、DXとは先進的ですね。
オープンベータの紹介
SalesforceDXのバッチを4つ作りました
Trailheadのコースはこちらです
GAリリースは、Dreamforceの時期! つまり、次のリリースで
まとめ
ビジネスを伸ばし続けるためには、開発者を惹きつけないとならないという点にSalesforceのようなCRMベンダーが
コミットしているところが日本のビジネスユーザーからみると以外かもしれません。
ただ、アメリカでは開発者獲得競争は当然の流れです。
日本でもIT人材は逼迫していて、開発者含むホワイトカラーの効率化は急務となっています。
DXのつぎは、EX(エンプロイイーエクスペリエンス)なんかも良いかもしれませんね。