Salesforce Developers Japan Blog

Trailheadスーパーバッジにチャレンジしよう vol4. – Lightning Experience Specialist 日本語訳

TrailheadはSalesforceテクノロジーを学ぶ上で非常に素晴らしい学習プラットフォームです。
丁寧で網羅的な解説から初心者でも迷わない詳細な演習手順によって、だれでも楽しくステップバイステップでSalesforceを実際に触りながら学ぶことができます。
ですがしばらくTrailheadで学習を進め、カテゴリごとの学習修了を意味するバッジの数もそこそこ増えてきた時に、ふとあなたは思うはずです。

 

「手順通りの演習は出来る様になってきたけど、本当に実際の仕事に役立つ知識が身についてるのだろうか?」

 

そこで自分の力試しを行うことが出来るのがスーパーバッジ(Super Badge)という特別な機能です。
スーパーバッジでは従来のモジュールやプロジェクトとは異なり、演習を必ずクリアするための詳細な手順などは書いてありません。
その代わりに前提となる業務要件や解決しなければならない課題、そして行うべきミッションが記されています。
あなたはまさに実際の開発プロジェクトを行なっている様な感覚で自分で考え、最適な答えを探しながら問題を解いていきます。

もちろん”Super”の名の通り、課題の難易度は従来のものに比べて格段に高いです。
ですが、このスーパーバッジのチャレンジを独力でクリアすることができたなら、あなたの力は紛れもなく本物です。
いつでも胸を張ってSalesforceのエキスパートとして、あらゆる場所で大活躍出来ること間違いなしです。

 

4回目となる今回は、Einstein関連機能の拡充やより便利なコンポーネントの追加などによっていよいよ移行のタイミングとなったLightning Experience Specialistスーパーバッジに記される業務要件およびチャレンジの日本語訳を用意しました。

このSuper Badgeを学習することで、組織をLightning Experienceへ移行し運用するために必要な知識を学べます。Lightning Experience はSalesforceの次世代ユーザ インタフェースであり、Lightning Design System のUXデザイン原則に裏付けられた、全 Salesforce ユーザがその利点をいち早く享受すべき素晴らしいものです。

これを機会に開発者や管理者のみなさんがまずLightning Experienceの知識を習得し、Salesforce ユーザにその価値を届けてあげましょう。


Lightning Experience Specialist 日本語訳

Trailhead自体のチャレンジやチェックは英語が前提で行われますので、ラベル等の日本語補足までシステムに入力してしまわない様にご注意下さい。
またスーパーバッジへのチャレンジはUnlockと呼ばれる前提となるモジュールの修了が必要となりますので、まだスーパーバッジに鍵マークが付いている人は、前提となるモジュールから始めてください。

 

 

Lightning Experience Specialist日本語訳
https://salesforce.quip.com/HfHfAbxNUeAG

 

 

 


Lightning Experience Specialistで要求される機能

Lightning Experience Specialist のスーパーバッジを取得するには、Lightning Experience で組織を効率的に運用するために必要な、特徴となる機能を理解しておく必要があります。
このスーパーバッジで扱う内容以外にもLightning Experienceには数多くの素晴らしい機能がありますが、今回は基礎的な物を3つご紹介します。

またこのスーパーバッジは事前にパッケージのインストールが必要となりますが、Playgroundへパッケージがインストールできないという方は、Trailheadスーパーバッジにチャレンジしよう – Reports & Dashboards Specialist「Ⅰ. パッケージインストールのTips」を参考にしてみて下さい。

 

Ⅰ. パス

Lightning Experienceに早く移行すべき理由として真っ先にあげられるのが、このパス(Path)という機能の存在です。

通常、様々な方法はあれどSalesforceの標準画面では基本的に項目を「表示するかしないか?」しか選択することはできません。しかし、ある特定の状況によってはこの項目を入力してほしい、あるいはこの項目だけ表示したい、といったシチュエーションがあると思います。例えば商談の初期の段階では、ざっくりとした金額、リードソース、完了予定日のみで良いので早めに入力してもらいたい、といった場合です。

このような時に「パス」の機能を利用すれば、主要な標準オブジェクトやカスタムオブジェクトに定義されている任意の選択リスト項目ごとに、するべきことや入力すべき項目をハイライトすることができます。

先ほどの例ように商談のフェーズごとに入力すべき項目をハイライトしやるべき事をガイダンスで説明することが可能となります。商談以外にもサポートの状況に応じて取るべき必要なアクションを定義したり、カスタムオブジェクトで作成したプロジェクトオブジェクトのステータスごとにそれぞれ適切な項目への入力を促すといった具合です。

パスは複雑な設定が必要無いわりに導入効果の高い機能ですので、様々な局面での活用が期待できます。

パスについてのより詳細はこちらをご覧下さい。

パス | Salesforce ヘルプ
https://help.salesforce.com/articleView?id=rss_sales_path.htm

パスおよびワークスペース | Salesforce Trailhead
https://trailhead.salesforce.com/ja/modules/sales_admin_optimize_salesforce_for_selling

 

Ⅱ. プロセスビルダー

パスを利用することで特定の状況毎に入力すべき項目を分かりやすくできる事は分かりましたが、ではデータが入力され保存を行ったあとに追加の処理を行うにはどうしたら良いでしょうか?
それを実現するのがプロセスビルダーです。プロセスビルダーには、主にデータの作成や編集をトリガにして別のデータを新規作成したり、関連するデータの自動更新、メールの送信、Chatterへの投稿などの処理をプログラミング言語を書かなくてもGUIから柔軟に行えます。

データを自動更新する際に必要となる値も、関連するオブジェクトのデータを参照して値をコピーしたり、数式を用いて複数の項目から加工した値を入力するなど、非常に多彩な表現が可能です。

またスケジュール済みアクションと呼ばれる機能を利用すれば、レコードが作成された日や任意の日付項目の値などから何日後 or 何日前に特定の処理を実行するといった、時限式のプロセスを定義することで、リマインダーなどもコーディングレスで実現可能です。

プロセスビルダーについてのより詳細は以下をご覧下さい。

Lightning フロー | Salesforce ヘルプ
https://help.salesforce.com/articleView?id=vpm_lightning_flow.htm

Lightning フロー | Salesforce Trailhead
https://trailhead.salesforce.com/ja/modules/business_process_automation

 

Ⅲ. データインポートウィザード & データローダー

既存のClassic組織をLightning Experienceへ移行する際にデータの移行は必要ありませんが、場合によっては別の組織やレガシーシステムからデータをインポートすることが必要なケースもあります。
データのインポートには様々な方法がありますが、一番手軽にデータをインポートする方法として、データインポートウィザードがあります。

データインポートウィザードを使えば、一部の標準オブオブジェクト(取引先、取引先責任者、リード、ソリューション、キャンペーンメンバー)とカスタムオブジェクトに対してデータを簡単に登録することが可能です。しかしデータインポートウィザードは商談やケースといったオブジェクトに対してデータを投入することができません。商談やケースなどの標準オブジェクトへデータを投入したい場合、または5万件以上の大量データをインポートしたい場合には、データローダーを利用します。

どちらのツールにも言えることですが、Salesforceへデータを投入する際に重要となるのは「項目の対応付け」「データのID」です。

まず「項目の対応付け」ですが、例えば Name という項目に “岡本 充洋” というデータが入っているCSVがあったとします。このCSVはそのままではSalesforceに適切に取り込むことはできません。Salesforceの取引先責任者には FirstName と LastNameという項目がありますので、その項目ごとにカラムを分けてやる必要があります。CSVファイルの編集方法は特に決まりはありませんが、Excelのデータ変換機能を使うなどやりやすい方法でデータを加工します。

次に「データのID」ですが、データインポートウィザードでもデータローダーでも、Insert処理が成功するとInsertが成功すると各データには必ずIDが採番され、処理結果を表すresult.csvファイルからその値を取得できます。このIDは他のオブジェクトから参照する際に入力する代理キー(データを認識するためのシステム上の値)となるものです。通常Salesforceではこの割り振られるIDを使ってリレーションを管理しています。

関連を持つデータをInsertするには、このIDをうまく加工して関連項目を含めたCSVを作成するか、外部ID項目を利用して関連データを表現する必要があります。

データ管理についてのより詳細は以下をご覧ください。

データ管理ツールを使用したインポートとエクスポート | Salesforce Trailhead
https://trailhead.salesforce.com/ja/projects/import-and-export-with-data-management-tools

 


ここまでの機能が理解できていたら、あとはスーパーバッジを取るだけです。

Q. どうしても解けない場合は?

A. Super BadgeのUnlockができているのであれば、これらのTipsはTrailheadのモジュール内で必ず学んでいるはずです。もしこのTipsを読んでも内容がイマイチ理解できない場合には、まずはUnlockしたモジュールをもう一度確認してみて下さい。
それでもどうしてもチャレンジが先に進めないという方は、Trailblazer CommunityにはTrailheadに関連する話題を話すためのグループがありますので、コミュニティにサポートをお願いしてみるのも良いでしょう。

Lightning Experienceのスペシャリストとなったあなたは、組織を大幅にアップグレードする力を得ました!

投稿者:
2018年10月1日
トピック:

コメント

Trailheadスーパーバッジにチャレンジしよう vol4. – Lightning Experience Specialist 日本語訳