もうひとこと: キャンバスアプリケーションでコンテキストを取得する
Force.com Canvas SDK には、アプリケーションや現在のユーザに関するコンテキスト情報を Salesforce から取得できるコールとオブジェクトが備えられています。
コンテキストの取得
署名付き要求を使用してキャンバスアプリケーションを認証すると、キャンバスアプリケーション URL への POST の一部として CanvasRequest オブジェクト (Context オブジェクトが含まれる) を取得します。認証に OAuth を使用する場合やコンテキスト情報を取得するためにコールする場合は、JavaScript コールを行います。この情報を使用して、後続のコールで情報を取得してアプリケーションコードを作成できるため、Salesforce1 ユーザインターフェースと完全に統合されているように見えます。
次のコードサンプルは、JavaScript コールでコンテキストを取得する例を示しています。このコードでは、テキストが「Get Context」のリンクを作成し、そのリンクから Sfdc.canvas.client.ctx 関数をコールします。
コンテキストのオブジェクト
キャンバスアプリケーションでコールを行ってコンテキストを取得すると、応答で CanvasRequest オブジェクトが返されます。このオブジェクトには、アプリケーションとユーザに関するすべてのコンテキスト情報が含まれます。コンテキストのオブジェクトは、次のとおりです。
| オブジェクト | 説明 |
|---|---|
| CanvasRequest | Context オブジェクトと Client オブジェクトを返します。 |
| Client | クライアントアプリケーションに関するコンテキスト情報を返します。 |
| Context | キャンバスアプリケーションのコンシューマに関する情報を返します。Application、Environment、Links、Organization、User オブジェクトが含まれます。 |
| Application | バージョン、アクセス方法、URL などのキャンバスアプリケーションに関する情報を返します。 |
| Environment | 場所、UI テーマなどの環境に関する情報を返します。 |
| Links | メタデータ URL、ユーザ URL、Chatter グループ URL などのリンクを返します。これらのリンクを使用して、アプリケーションから Salesforce へのコールを行うことができます。 |
| Organization | 名前、ID、通貨コードなどの組織に関する情報を返します。 |
| User | ロケール、名前、ユーザ ID、メールアドレスなどの現在ログインしているユーザに関する情報を返します。 |
次のコードスニペットは、CanvasRequest オブジェクトの例を示しています。
コンテキストのオブジェクトおよび Force.com Canvas SDK についての詳細は、『Force.com Canvas 開発者ガイド』を参照してください。