パッチバージョンの使用
パッチバージョンを使用することにより、開発者は、管理パッケージ内の既存のコンポーネントの機能の変更を、登録者にはわからないように実装することができます。パッチを、
「管理-リリース済み」パッケージのマイナーアップグレードと位置づけ、バグなどのエラーの修正にのみ使用してください。
パッチバージョンは、メジャーリリースにのみ作成できます。登録者は、他のパッケージバージョンと同様にパッチアップグレードを取得できます。ただし、パッチは転送アップグレードを使用して配布することもできます。
パッチを作成すると、パッケージの [Version Number (バージョン番号)] の patchNumber が 1 ずつ増分します。たとえば、バージョン番号 2.0 のパッケージをリリースするとします。パッチをリリースすると、この番号は 2.0.1 に変更されます。この値は、手動では変更できません。
パッチ開発組織
すべてのパッチは、パッチ開発組織で開発されます。これは、パッチバージョンを開発、維持、およびアップロードする組織です。パッチの開発を始めるには、パッチ開発組織を作成する必要があります。パッチ開発組織は、既存の登録者のインストールとの非互換性を生じさせないように、既存のコンポーネントに開発者が変更を加えることを許可するために必要です。
パッチ開発組織がアップロードできるパッチ数には制限がありません。パッケージのメジャーリリースごとに存在させることができるパッチ開発組織は 1 つのみです。そのため、バージョン番号 4.2 のパッケージに作成されたパッチ開発組織は、4.2.1、4.2.2、4.2.3 などのパッチのみを開発でき、バージョン 4.1 や 4.3 用のパッチは開発できません。
パッチ開発のインテグレーション
Force.com IDE を使用してパッケージを開発する場合は、さまざま��プロジェクト部門の比較と統合を行うために、Eclipse のリビジョン管理システムを活用できます。
- http://subclipse.tigris.org にアクセスし、使用している Eclipse のバージョンと互換性のある最新の Eclipse 更新サイトの URL を入手します。
- Force.com IDE で、 に移動し、[Available Software (使用可能なソフトウェア)] タブを選択します。[Add Site (サイトを追加)] をクリックして、上記の手順で入手した URL を入力します。
- 新しいサイトを選択し、[Finish (完了)] をクリックして、Subclipse プラグインの最新バージョンを取得します。サイトから返されるリストから、必要な Subclipse プラグインを選択します。
- [Next (次へ)] をクリックし、利用規約に同意し、[Next (次へ)] をもう一度クリックします。
- [Finish (完了)] をクリックしてインストールを開始し、確認メッセージが表示されたら [Install All (すべてインストール)] をクリックします。インストールが完了したら、Eclipse を再起動する必要があります。
- Project Explorer パースペクティブを開きます。
- 比較するメイン開発プロジェクトのファイルに移動し、コンテキストメニューを使用して を選択します。
- [Compare to (比較対照)] 項目で、ファイルのパッチバージョンを選択します。
- [Graphical (視覚的)] をクリックし、[OK] をクリックします。
メイン開発組織のファイルとパッチ開発組織に保存されているファイルを比較した変更内容が強調表示されます。このビューを使用して、2 つのプロジェクト間の差異をマージできます。
Force.com IDE の使用についての詳細は、『Platform Developer's Guide』を参照してください。