例外処理の例
この例の insert DML ステートメントは、必須項目を設定せずに商品品目を挿入しているため、DMLException を発生させます。この例外エラーは、デバッグログに次のように表示されます。
System.DmlException: Insert failed.First exception on row 0; first error: REQUIRED_FIELD_MISSING, Required fields are missing: [Description, Price, Total Inventory]: [Description, Price, Total Inventory]
開発者コンソールに表示される要求の状況は、正常に完了したことを報告しています。これは、コードが例外を処理しているためです。
例外の後に出現する try ブロックのステートメントはすべてスキップされ、実行されません。たとえば、insert m; の後にステートメントを追加しても、ステートメントは実行されません。次のコードを実行します。
新しいデバッグログエントリには、「Statement after insert」というデバッグメッセージは表示されません。これは、この debug ステートメントが挿入で発生した例外の後に出現し、実行されないためです。例外が発生した後にコードステートメントの実行を続行するには、try-catch ブロックの後にステートメントを配置します。この変更されたコードスニペットを実行すると、デバッグログに「Statement after insert」というデバッグメッセージが表示されるようになります。
または、try-catch ブロックを追加できます。このコードスニペットでは、2 つ目の try-catch ブロック内に System.debug ステートメントがあります。これを実行すると、前と同じ結果になります。
finally ブロックは、発生した例外に関係なく、また例外が発生しなくても常に実行されます。実際にどう使用されるのか見てみましょう。次のコードを実行します。
上記のコードスニペットでは、XML ストリームライタを作成し、いくつかの XML 要素を追加します。次に、null の String 変数 s にアクセスしたために例外が発生します。catch ブロックがこの例外を処理します。続いて、finally ブロックが実行されます。このブロックでデバッグメッセージが書き出され、ストリームライタが終了し、それによって関連リソースが解放されます。デバッグログでデバッグ出力を確認します。例外エラーの後にデバッグメッセージ「Closing the stream writer in the finally block.」が表示されます。これにより、例外がキャッチされた後に finally ブロックが実行されたことがわかります。