名前空間
名前空間は、パッケージおよびそのコンテンツと顧客の組織内のその他のパッケージを区別する 1 ~ 15 文字の英数字で構成される識別子です。名前空間は、パッケージに対し作成時に割り当てられ、変更できません。
名前空間を使用する場合、次の考慮事項に留意してください。
- 同じ名前空間を使用して複数のパッケージを開発できますが、各パッケージに関連付けられるのは 1 つの名前空間のみです。
- 複数の名前空間を使用する場合、各名前空間に対して 1 つのプロジェクトを設定することをお勧めします。
パッケージ名前空間を指定すると、パッケージに追加したすべてのコンポーネントの API 参照名に名前空間プレフィックスが付けられます。たとえば、Insurance_Agent というカスタムオブジェクトの API 参照名が Insurance_Agent__c だとします。このコンポーネントを Acme 名前空間に関連付けられたパッケージに追加すると、API 参照名は Acme__Insurance_Agent__c になります。
第二世代パッケージでの Apex クラスの名前空間ベースの参照
@namespaceAccessible は、パッケージ内の公開 Apex を、同じ名前空間を使用する他のパッケージで使用できるようにします。このアノテーションがないと、2GP パッケージで定義されている Apex クラス、メソッド、インターフェース、およびプロパティは、名前空間を共有する他のパッケージからアクセスできません。グローバルとして宣言されている Apex は、アノテーションを必要とせず、常にすべての名前空間で使用できます。
- Lightning コンポーネントから参照される @AuraEnabled Apex メソッドで @namespaceAccessible アノテーションは使用できません。
- Winter '20 では、Visualforce ページまたはコンポーネントが含まれる 2GP は、セキュリティレビュー用に送信できません。この制限は、今後のリリースで削除される予定です。
- @namespaceAccessible アノテーションはいつでも追加または削除できます。管理およびリリース済み Apex コードに対しても可能です。アノテーションを追加または削除する前に、その機能に依存する連動パッケージがないことを確認してください。
- パッケージの @namespaceAccessible Apex を追加または削除するときには、このパッケージのアノテーションを参照する他のパッケージのインストール済みバージョンを使用しているユーザへの影響を考慮します。パッケージアップグレードを転送する前に、アップグレードが転送されると完全なコンパイルに失敗するパッケージバージョンを実行しているユーザがいないことを確認します。
次の例は、@namespaceAccessible アノテーションでマークされている Apex クラスを示します。このクラスは、同じ名前空間内の他のパッケージからアクセスできます。最初のコンストラクタも同じ名前空間内で参照できますが、2 つ目のコンストラクタは参照できません。
1// A namespace-visible Apex class
2@namespaceAccessible
3public class MyClass {
4 private Boolean bypassFLS;
5
6 // A namespace-visible constructor that only allows secure use
7 @namespaceAccessible
8 public MyClass() {
9 bypassFLS = false;
10 }
11
12 // A package private constructor that allows use in trusted contexts,
13 // but only internal to the package
14 public MyClass (Boolean bypassFLS) {
15 this.bypassFLS = bypassFLS;
16 }
17 @namespaceAccessible
18 protected Boolean getBypassFLS() {
19 return bypassFLS;
20 }
21}