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環境変数

環境変数を設定して、Salesforce CLI および Salesforce DX ツールで使用する特定の値を設定できます。

Salesforce CLI 環境変数

環境変数で CLI ランタイム設定値が上書きされます。実行しているコマンドのみに対して環境変数を設定するには、次のように変数を追加します。

1SFDX_API_VERSION=44.0 sfdx force:org:create -<options>
FORCE_OPEN_URL
force:org:open を実行したときにブラウザで開く Web ページを指定します。たとえば、Lightning Experience を開くには lightning に設定します。

force:org:open--path パラメータに相当します。

FORCE_SHOW_SPINNER
非同期 CLI コマンドの実行中にコマンドラインにスピナーアニメーションを表示するには、true に設定します。デフォルトは false です。
FORCE_SPINNER_DELAY
スピナーの速度をミリ秒単位で指定します。デフォルトは 60 です。
SFDX_API_VERSION
特定のプロジェクトまたはすべてのプロジェクトの API バージョン。通常、Salesforce CLI では、本番組織と同じバージョンの CLI を使用していることを前提としています。ただし、プレリリースバージョン (Summer '18 の v43) の CLI を使用することを決定したが、本番組織では現在の API バージョン (Spring '18 の v42) が実行されている場合、本番組織の API バージョン (v42) に合わせてこの値を設定します。
SFDX_AUDIENCE_URL
JWT 認証に使用される [aud] (audience) 項目を上書きし、ログインしている組織の認証サーバ URL の期待される値に一致するようにします。たとえば、本番組織の場合は http://login.salesforce.com、Sandbox の場合は https://test.salesforce.com となります。
SFDX_CODE_COVERAGE_REQUIREMENT
force:apex:test:run または force:apex:test:report--codecoverage パラメータを指定して実行したとき、緑で表示されるコードカバー率を指定します。

Apex テストのコードカバー率がこの設定以上の場合、緑で表示されます。この値未満の場合、赤で表示されます。人間が読み取り可能な出力にのみ適用されます。デフォルトは 70% です。

SFDX_CONTENT_TYPE
JSON 形式のすべての CLI コマンド出力結果。
SFDX_DEFAULTDEVHUBUSERNAME
デフォルトの Dev Hub 組織のユーザ名を指定します。指定すると --targetdevhubusername CLI パラメータを使用する必要がなくなります。defaultdevhubusername ランタイム設定値の値を上書きします。
SFDX_DEFAULTUSERNAME
デフォルト組織のユーザ名を指定します。指定すると --targetusername CLI パラメータを使用する必要がなくなります。defaultusername ランタイム設定値の値を上書きします。
SFDX_DISABLE_AUTOUPDATE または SFDX_AUTOUPDATE_DISABLE (いずれかの変数が機能します)
CLI の自動更新機能を無効にする場合、true に設定します。デフォルトでは、CLI が定期的に更新を確認してインストールします。
SFDX_DISABLE_SOURCE_MEMBER_POLLING
force:source:push|pull コマンドの実行時に組織の SourceMember オブジェクトのポーリングを無効にするには、true に設定します。

このコマンドは、SourceMember オブジェクトをポーリングして、転送または取得の完了後のローカルソースと組織間の変化を追跡します。ただし、メタデータのリリースの規模が大きい場合は、ポーリングに時間がかかることがあり、タイムアウトになることもあります。CI/CD ジョブの場合のように、ソースの追跡がまったく不要なこともあります。これらの使用事例は、この環境変数を設定するのに適しています。

この環境変数は、スクラッチ組織と Sandbox の両方で機能します。

SourceMember のポーリングを無効にすると、ローカルソースと組織メタデータ間の変化に対する CLI の内部追跡が同期されなくなります。このため、それ以降 force:source:push|pull|status コマンドを実行しても、信頼性がなくなり、ソースの同期を自分の責任で行うことになります。ソースの追跡をリセットするには、force:source:tracking:reset コマンドを使用します。

警告

SFDX_DISABLE_TELEMETRY
CLI による使用状況情報、ユーザ環境情報、クラッシュレポートの収集を無効にする場合、true に設定します。
SFDX_DNS_TIMEOUT
組織が接続されているかどうかを確認するときに force:org:* コマンドが応答を待機する秒数を指定します。コマンドがその時間内に応答を受信しない場合は、タイムアウトになります。デフォルト値は 3 です。
SFDX_DOMAIN_RETRY
Lightning Experience カスタムドメインが解決されて、新しく作成されたスクラッチ組織で使用できるようになるまで CLI が待機する秒数を指定します。

デフォルト値は 240 (4 分) です。変数を 0 に設定すると、Lightning Experience カスタムドメインのチェックが完全にスキップされます。

SFDX_IMPROVED_CODE_COVERAGE
force:apex:test:runforce:apex:test:report を実行する場合、Apex テスト結果の範囲を、テスト実行時に入力されたクラスに設定します。コードカバー率を向上させるには、true に設定します。
SFDX_INSTANCE_URL
組織をホストしている Salesforce インスタンスの URL。デフォルト値は、https://login.salesforce.com です。
SFDX_JSON_TO_STDOUT
Salesforce CLI コマンドが失敗した場合のメッセージを stderr ではなく stdout に送信します。スクリプトの使用事例では、この環境変数を true に設定することが役立ちます。

例:

1SFDX_JSON_TO_STDOUT=true
SFDX_LOG_LEVEL
CLI がログファイルに書き込むメッセージのレベル。

例:

1SFDX_LOG_LEVEL=debug
SFDX_MAX_QUERY_LIMIT
CLI コマンドで返される Salesforce レコードの最大数。デフォルト値は 10,000 です。

例:

1SFDX_MAX_QUERY_LIMIT=200000
SFDX_MDAPI_TEMP_DIR
force:source:<name> など、一部の CLI コマンドが実行されると、ファイルを (メタデータ形式で) 指定されたディレクトリに置きます。これらのファイルを保持しておくと、いくつかの理由で便利です。コマンド実行時に発生した問題をデバッグできます。生成される package.xml を後続のコマンド実行時に使用できます。または、必要なすべてのメタデータが含まれるマニフェストを作成するための開始点として使用できます。
1SFDX_MDAPI_TEMP_DIR=/users/myName/myDXProject/metadata
SFDX_NPM_REGISTRY
公開するすべてのパッケージが非公開になる、非公開 npm サーバへの URL を設定します。認証を必要としないリポジトリのみがサポートされます。
1SFDX_NPM_REGISTRY=<full_URL>

例:

1SFDX_NPM_REGISTRY=http://mypkgs.myclient.com/npm/my_npm_pkg

たとえば、Verdaccio は軽量な非公開 npm プロキシレジストリです。

SFDX_PRECOMPILE_ENABLE
テスト実行前の Apex プリコンパイルを有効にするには、true に設定します。この変数は、force:apex:test:run コマンドで機能します。デフォルトは false です。

Apex テストのプリコンパイル所要時間に差が出ることがあります。その結果、同じ Apex テストの実行がすぐに終わるときも、タイムアウトするときもあります。この変数を true に設定するのは、Apex テスト (プリコンパイルなし) で、多くのシステムリソースを消費する複数の同時 Apex コンパイルを有効にする場合のみにすることをお勧めします。

重要

SFDX_PROJECT_AUTOUPDATE_DISABLE_FOR_PACKAGE_CREATE
force:package:create で、sfdx-project.json ファイルへの自動更新を無効にします。
SFDX_PROJECT_AUTOUPDATE_DISABLE_FOR_PACKAGE_VERSION_CREATE
force:package:version:create で、sfdx-project.json ファイルへの自動更新を無効にします。
SFDX_SOURCE_MEMBER_POLLING_TIMEOUT
force:source:push コマンドが SourceMember オブジェクトをポーリングする時間 (秒) を設定します。この時間を過ぎると、コマンドはタイムアウトになります。force:source:push コマンドは、SourceMember オブジェクトをポーリングして、転送完了後のローカルソースと組織間の変化を追跡します。CLI は、force:source:push コマンドを実行するたびに、リリースするコンポーネント数に基づいてタイムアウトを計算します。この環境変数は、計算されたタイムアウトを上書きする場合に使用します。

たとえば、転送が 3 分後にタイムアウトになる場合は、5 分 (300 秒) をタイムアウトに設定してみてください。

1SFDX_SOURCE_MEMBER_POLLING_TIMEOUT=300
SFDX_USE_GENERIC_UNIX_KEYCHAIN
(Linux と macOS のみ) Linux libsecret ライブラリまたは macOS キーチェーンではなく汎用 UNIX キーチェーンを使用する場合、true に設定します。CI 環境で ssh または「headless」と共に CLI を使用する場合、この変数を指定します。
SFDX_USE_PROGRESS_BAR
force:mdapi:deployforce:source:deployforce:source:push では false に設定して進行状況バーを無効にします。

例:

グローバルに設定する場合: SFDX_USE_PROGRESS_BAR=false

単一のコマンドに対して指定する場合: SFDX_USE_PROGRESS_BAR=false sfdx force:source:deploy

一般的な環境変数

HTTP_PROXY
ファイアウォールまたは Web プロキシの背後にあるコンピュータに Salesforce CLI をインストールしたり更新したりするときにエラーが発生する場合、この環境変数を設定します。次のように会社の URL とポートを使用します。
1http://username:pwd@proxy.company.com:8080
HTTPS_PROXY
ファイアウォールまたは Web プロキシの背後にあるコンピュータに Salesforce CLI をインストールしたり更新したりするときにエラーが発生する場合、この環境変数を設定します。次のように会社の URL とポートを使用します。
1http://username:pwd@proxy.company.com:8080
NODE_EXTRA_CA_CERTS
自己署名証明書をインストールします。証明書ファイル名への完全修飾パスを指定します。次に sfdx update を実行します。

詳細は、NODE_EXTRA_CA_CERTS=file を参照してください。

NODE_TLS_REJECT_UNAUTHORIZED
Node.js が証明書チェーンで自己署名証明書を使用できるようにするには、0 を指定します。