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リードデータエクスポートポリシー移行の例

このガイドの実行例である、従来のリードデータエクスポートポリシーの動作を模倣する 2 つの拡張ポリシーを作成する方法を説明します。また、例を拡張トランザクションセキュリティフレームワークの機能で拡張する方法も説明します。
使用可能なインターフェース: Salesforce Classic および Lightning Experience
使用可能なエディション: Enterprise Edition、Unlimited Edition、および Developer Edition

Salesforce Shield または Salesforce Event Monitoring アドオンサブスクリプションが必要です。


ここまでに決定した内容をまとめます。

  • 2 つの拡張ポリシーを作成する (1 つは ReportEvent に基づき、もう 1 つは ApiEvent に基づく)。
  • QueriedEntities 項目と RowsProcessed 項目を使用して ReportEvent ポリシーに条件を追加する。
  • QueriedEntities 項目、ElapsedTime 項目、RowsProcessed 項目を使用して ApiEvent ポリシーに条件を追加する。
  • 条件ビルダーを使用してポリシーを作成すると共に、Apex コードを表示する。

以下は、移行する従来のポリシーの Apex コードです。

まず、条件ビルダーを使用して ReportEvent ポリシーを作成します。条件を指定するページの [イベント] で [レポートイベント] を選択します。次の 2 つの条件を追加します。
  • QueriedEntities Equals Lead
  • RowsProcessed Greater than 2000

レポートイベントポリシーの条件が表示されている条件ビルダー

アクションページで、従来のポリシーと同じアクションを指定します。

ApiEvent ポリシーを作成する手順は似ていますが、条件ロジックを使用する点が異なります。従来のポリシーは、処理��れた行数が 2,000 を超えたか、経過時間が 1,000 を超えたリードのエクスポートを監視します。条件ビルダーでは、このロジックを次の方法で���装します。

OR および AND ロジックを使用した同じ条件が表示されている条件ビルダー

これで完了です。

ApiEvent 拡張ポリシーの Apex コードは次のようになります。

上記の例で、拡張ポリシーの Apex コードがいかに明瞭簡潔で自然かがわかります。たとえば、従来の方法では次のように処理された行数を取得します。

次の拡張ポリシーコードでは、項目値を型キャストせずに、必要な値をイベントオブジェクトから直接取得できます。

大幅に改善されて読みやすくなっています。もう一方の ReportEvent ポリシーの Apex コードは次のようになります。

Apex クラスの統合例

上記の新しいリードデータエクスポート拡張ポリシーの 2 つの Apex クラスが似ていることに気付きましたか? 主な違いは、一方のポリシーは sObject を ReportEvent に、もう一方は ApiEvent にキャストしていることです。この使用事例を少し変更して、複数のイベントオブジェクトを処理する 1 つの Apex クラスを作成する方法を説明します。この場合、ApiEvent の経過時間をチェックする条件を削除します。これで 2 つのポリシーがそれぞれのイベントオブジェクト RowsProcessedQueriedEntities の同じ項目を監視するようになりました。

条件ビルダーでは、複数のイベントオブジェクトに基づいて 1 つのポリシーを作成することはサポートされていないため、この例では使用できません。

メモ

以下は、「統合された」 Apex クラスの例です。

上記の例は、複数のイベントオブジェクトを処理するポリシーの Apex コードが暗黙的な型キャスト、分岐ロジック、イベントエラーのケースを switch ステートメントで使用する方法を示しています。新しいイベントオブジェクトまたは使用事例を処理するようにこのコードを更新することも簡単です。

新しい使用事例を使用したリードデータエクスポートの例の拡張

たとえば、組織にリードと他のオブジェクト (キャンペーンなど) に基づいて作成したカスタムレポートタイプがあるとします。このレポートにも拡張ポリシーを適用する必要があります。この場合、QueriedEntities 項目には、Lead,Campaign,MyOtherObject など、カスタムレポートタイプが基づいているオブジェクトのカンマ区切りリストが含まれます。このカスタムレポートタイプに対して拡張ポリシーがトリガされるようにするには、equals() ではなく contains() メソッドを使用して、QueriedEntities 値に Lead があるかチェックします。次に例を示します。

次に、リードに加えてカスタムオブジェクト HRCase__c を監視するとします。条件を QueriedEntities 項目に追加します。次に例を示します。

ここまで、API クエリおよびレポート操作を監視するのに、ApiEvent および ReportEvent イベントオブジェクトを使用してきました。その他に、リストビューを使用して組織データの表示やエクスポートを行うこともできます。この場合、ListViewEvent イベントオブジェクトを使用します。この Apex コードを更新するには、switch ステートメントを追加します。

リストビューの監視は、従来のフレームワークにはない、拡張トランザクションポリシーフレームワークの機能です。

メモ