ステップ 2: Package.xml マニフェストを作成する
Package.xml マニフェスト構造
package.xml マニフェストでは、拡張可能マークアップ言語 (XML) を使用してメタデータコンポーネントの識別と移行を行います。package.xml マニフェストの基本的なフレームワークは <types> 要素で構築されます。<types> 要素では、操作するメタデータ型を指定します。package.xml ファイルには複数の <types> を追加できます。
<types> 要素の内部には <name> 要素と <members> 要素があります。<members> 要素では特定の種別の個々のコンポーネントを選択し、<name> 要素ではメタデータコンポーネント種別を選択します。特定のコンポーネントを操作するには、コンポーネントの fullName を <members> 要素に入力します。
たとえば、Account コンポーネントを取得するには、package.xml の <members> 要素に Account を追加し、<name> 要素に CustomObject を追加します。retrieve コールを発行すると、組織から Account コンポーネントのみが取得されます。
1<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
2<Package xmlns="http://soap.sforce.com/2006/04/metadata">
3 <types>
4 <members>Account</members>
5 <name>CustomObject</name>
6 </types>
7 <version>55.0</version>
8</Package>カスタムオブジェクトの取得
1 つのメタデータ型のすべてのコンポーネントを取得するには、コンポーネントの fullName は指定しません。代わりに <members> タグでワイルドカード文字 * (アスタリスク) を使用します。一部のコンポーネント (標準オブジェクトなど) では、* (アスタリスク) は指定子としてサポートされていません。
組織のすべてのカスタムオブジェクトを取得する手順は、次のとおりです。
- (省略可能) プロジェクトフォルダがない場合、Salesforce CLI を使用して、プロジェクトを整理する新しいディレクトリを作成します。指定されたプロジェクト名を使用して次のコマンドを実行します。
sfdx force:project:create -n YourProjectName
- プロジェクトに package.xml という名前のファイルを作成します。
- テキストエディタでこのファイルを開き、次のスクリプトを貼り付けます。
1<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
2<Package xmlns="http://soap.sforce.com/2006/04/metadata">
3 <types>
4 <members>*</members>
5 <name>CustomObject</name>
6 </types>
7 <version>55.0</version>
8</Package>package.xml ファイルが作成されました。これを使用してすべてのカスタムオブジェクトを取得できます。他のコンポーネントを独自に開発している場合は、複数の <types> 要素を使用して組織から他のコンポーネントを取得できます。