アウトバウンドメッセージの設定
アウトバウンドメッセージを使用するには、Salesforce ユーザインターフェースで次のような設定が必要になります。
ユーザプロファイルの設定
アウトバウンドメッセージでは、循環型の変更を作成できます。これにより、たとえば、インテグレーションによってあるワークフローをトリガし、そのワークフローのアクションによって取引先の更新をトリガし、その取引先の更新によって新しいワークフローをトリガするというように、変更が次々にトリガされます。こうした循環型の変更を回避するには、アウトバウンドメッセージを送信するユーザの機能を無効にします。
- アウトバウンドメッセージを設定して、sessionId を指定し、[送信ユーザ] 項目でユーザを指定します。ユーザはアウトバウンドメッセージを無効化しません。
- 取引先責任者レコードを変更すると、指定されたユーザからアウトバウンドメッセージ受信者へ、sessionId を含むアウトバウンドメッセージがトリガされます。
- アウトバウンドメッセージ受信者は Lightning プラットフォーム API を呼び出して、アウトバウンドメッセージをトリガしたものと同じ取引先責任者のレコードを更新します。
- 更新によりアウトバウンドメッセージがトリガします。
- アウトバウンドメッセージ受信者がレコードを更新します。
- 更新によりアウトバウンドメッセージがトリガします。
- アウトバウンドメッセージ受信者がレコードを更新します。
ユーザのアウトバウンドメッセージ通知を無効化するには、ユーザの Profile で [アウトバウンドメッセージの送信] の選択を解除します。アウトバウンドメッセージに応答する 1 人のユーザを指定し、このユーザのアウトバウンドメッセージを無効化することをお勧めします。
アウトバウンドメッセージの定義
アウトバウンドメッセージを定義するには、Salesforce ユーザインターフェースで次の手順を実行します。
- [設定] から、[クイック検索] ボックスに「アウトバウンドメッセージ」と入力し、[アウトバウンドメッセージ] を選択します。
- [新規アウトバウンドメッセージ] をクリックします。
- アウトバウンドメッセージに含める情報を持つオブジェクトを選択し、[次へ] をクリックします。
-
アウトバウンドメッセージを設定します。
- アウトバウンドメッセージの名前と説明を入力します。
- メッセージを受信するエンドポイント URL を入力します。Salesforce は、このエンドポイントに SOAP メッセージを送信します。
セキュリティ上の理由から、Salesforce では、指定できる送信ポートを、次のいずれかに制限します。
- 80: このポートは、HTTP 接続のみを受け付けます。
- 443: このポートは、HTTPS 接続のみを受け付けます。
- 1024 ~ 66535 (1024 と 66535 も含む): これらのポートは、HTTP 接続または HTTPS 接続を受け付けます。
- [送信ユーザ] 項目でユーザ名を指定して、メッセージを送信する場合に使用する Salesforce ユーザを選択します。選択したユーザにより、エンドポイントに送信されるメッセージのデータのアクセス権が制御されます。
- アウトバウンドメッセージに sessionId を含めるには、[送信セッション ID] を選択します。リスナーから Salesforce への API コールバックを作成する場合、sessionId をメッセージに含めます。sessionId は、ワークフローをトリガしたユーザではなく、前のステップで定義されたユーザを表します。
- アウトバウンドメッセージに含める項目を選択し、[追加] をクリックします。
-
[保存] をクリックし、アウトバウンドメッセージの詳細ページを確認します。
- 現在では、アウトバウンドメッセージが作成されると、[API バージョン] 項目は自動的に現在の API バージョンに設定されます。この API バージョンは、Enterprise または Partner WSDL を使用した Salesforce への API コールバックで使用されます。[API バージョン] は、メタデータ API を使用してのみ変更できます。
-
[WSDL はこちら] をクリックすると、このメッセージと関連付けられている WSDL を参照できます。
この WSDL はアウトバウンドメッセージにバインドされており、エンドポイントサービスへの到達方法に関する説明と、エンドポイントサービスに送信されるデータを記載しています。
Salesforce クライアント証明書のダウンロード
アプリケーション (エンドポイント) サーバの SSL/TLS を、クライアント証明書 (双方向 SSL/TLS) を要求するよう設定して、サーバに対するクライアントのロールを取得する際に Salesforce の ID を検証することができます。Salesforce アプリケーションユーザインターフェースから Salesforce クライアント証明書をダウンロードできます。この証明書は、Salesforce が認証のためにアウトバウンドメッセージと共に送信するクライアント証明書です。
- [設定] から、[クイック検索] ボックスに「API」と入力し、[API] を選択します。
- API WSDL ページで、[API クライアント証明書を管理] をクリックします。
- [証明書と鍵の管理] ページの [API クライアント証明書] セクションで、[API クライアント証明書] をクリックします。
- [証明書] ページで [証明書のダウンロード] をクリックします。ブラウザで指定したダウンロード場所に .crt ファイルが保存されます。
ダウンロードした証明書はアプリケーションサーバにインポートし、そのサーバがクライアント証明書を要求するように設定します。アプリケーションサーバは SSL/TLS ハンドシェイクで使用する証明書がダウンロードした証明書と一致しているかを確認します。
アウトバウンドメッセージの参照
既存のアウトバウンドメッセージを表示するには、Salesforce ユーザインターフェースで、[設定] から、[クイック検索] ボックスに「アウトバウンドメッセージ」と入力して、[アウトバウンドメッセージ] を選択します。
- アウトバウンドメッセージを新規に定義するには、[新規アウトバウンドメッセージ] をクリックします。
- アウトバウンドメッセージの状況を追跡するには、[メッセージ送信状況の参照] をクリックします。
- 既存のアウトバウンドメッセージの詳細や、既存のアウトバウンドメッセージを使用するワークフロールールと承認プロセスを表示するには、そのアウトバウンドメッセージを選択します。
- 既存のアウトバウンドメッセージに変更を加えるには、[編集] をクリックします。
- アウトバウンドメッセージを削除するには、[削除] をクリックします。
アウトバウンドメッセージの状況
- 送信の合計試行回数など、アウトバウンドメッセージの状況を参照する。
- ワークフローまたは承認プロセスの ID をクリックして、アウトバウンドメッセージをトリガしたアクションを参照する。
- [次回の試行] 日を現在に変更するには、[再試行] をクリックします。このアクションにより、メッセージの配信がただちに再試行されます。
- アウトバウンドメッセージをキューから完全に削除するには、[削除] をクリックします。