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アウトバウンドメッセージの設定

アウトバウンドメッセージを使用するには、Salesforce ユーザインターフェースで次のような設定が必要になります。

ユーザプロファイルの設定

アウトバウンドメッセージでは、循環型の変更を作成できます。これにより、たとえば、インテグレーションによってあるワークフローをトリガし、そのワークフローのアクションによって取引先の更新をトリガし、その取引先の更新によって新しいワークフローをトリガするというように、変更が次々にトリガされます。こうした循環型の変更を回避するには、アウトバウンドメッセージを送信するユーザの機能を無効にします。

次に、循環型の変更に関するもう 1 つのシナリオを示します。
  1. アウトバウンドメッセージを設定して、sessionId を指定し、[送信ユーザ] 項目でユーザを指定します。ユーザはアウトバウンドメッセージを無効化しません。
  2. 取引先責任者レコードを変更すると、指定されたユーザからアウトバウンドメッセージ受信者へ、sessionId を含むアウトバウンドメッセージがトリガされます。
  3. アウトバウンドメッセージ受信者は Lightning プラットフォーム API を呼び出して、アウトバウンドメッセージをトリガしたものと同じ取引先責任者のレコードを更新します。
  4. 更新によりアウトバウンドメッセージがトリガします。
  5. アウトバウンドメッセージ受信者がレコードを更新します。
  6. 更新によりアウトバウンドメッセージがトリガします。
  7. アウトバウンドメッセージ受信者がレコードを更新します。

ユーザのアウトバウンドメッセージ通知を無効化するには、ユーザの Profile[アウトバウンドメッセージの送信] の選択を解除します。アウトバウンドメッセージに応答する 1 人のユーザを指定し、このユーザのアウトバウンドメッセージを無効化することをお勧めします。

アウトバウンドメッセージの定義

アウトバウンドメッセージを定義するには、Salesforce ユーザインターフェースで次の手順を実行します。

  1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「アウトバウンドメッセージ」と入力し、[アウトバウンドメッセージ] を選択します。
  2. [新規アウトバウンドメッセージ] をクリックします。
  3. アウトバウンドメッセージに含める情報を持つオブジェクトを選択し、[次へ] をクリックします。
  4. アウトバウンドメッセージを設定します
    1. アウトバウンドメッセージの名前と説明を入力します。
    2. メッセージを受信するエンドポイント URL を入力します。Salesforce は、このエンドポイントに SOAP メッセージを送信します。

      セキュリティ上の理由から、Salesforce では、指定できる送信ポートを、次のいずれかに制限します。

      • 80: このポートは、HTTP 接続のみを受け付けます。
      • 443: このポートは、HTTPS 接続のみを受け付けます。
      • 1024 ~ 66535 (1024 と 66535 も含む): これらのポートは、HTTP 接続または HTTPS 接続を受け付けます。
    3. [送信ユーザ] 項目でユーザ名を指定して、メッセージを送信する場合に使用する Salesforce ユーザを選択します。選択したユーザにより、エンドポイントに送信されるメッセージのデータのアクセス権が制御されます。
    4. アウトバウンドメッセージに sessionId を含めるには、[送信セッション ID] を選択します。リスナーから Salesforce への API コールバックを作成する場合、sessionId をメッセージに含めます。sessionId は、ワークフローをトリガしたユーザではなく、前のステップで定義されたユーザを表します。
    5. アウトバウンドメッセージに含める項目を選択し、[追加] をクリックします。
  5. [保存] をクリックし、アウトバウンドメッセージの詳細ページを確認します。
    • 現在では、アウトバウンドメッセージが作成されると、[API バージョン] 項目は自動的に現在の API バージョンに設定されます。この API バージョンは、Enterprise または Partner WSDL を使用した Salesforce への API コールバックで使用されます。[API バージョン] は、メタデータ API を使用してのみ変更できます。
    • [WSDL はこちら] をクリックすると、このメッセージと関連付けられている WSDL を参照できます。

      この WSDL はアウトバウンドメッセージにバインドされており、エンドポイントサービスへの到達方法に関する説明と、エンドポイントサービスに送信されるデータを記載しています。

これらのオプションが表示されない場合は、組織がアウトバウンドメッセージを有効にしていません。Salesforce に連絡して、組織のアウトバウンドメッセージを有効にします。

メモ

Salesforce クライアント証明書のダウンロード

アプリケーション (エンドポイント) サーバの SSL/TLS を、クライアント証明書 (双方向 SSL/TLS) を要求するよう設定して、サーバに対するクライアントのロールを取得する際に Salesforce の ID を検証することができます。Salesforce アプリケーションユーザインターフェースから Salesforce クライアント証明書をダウンロードできます。この証明書は、Salesforce が認証のためにアウトバウンドメッセージと共に送信するクライアント証明書です。

  1. [設定] から、[クイック検索] ボックスに「API」と入力し、[API] を選択します。
  2. API WSDL ページで、[API クライアント証明書を管理] をクリックします。
  3. [証明書と鍵の管理] ページの [API クライアント証明書] セクションで、[API クライアント証明書] をクリックします。
  4. [証明書] ページで [証明書のダウンロード] をクリックします。ブラウザで指定したダウンロード場所に .crt ファイルが保存されます。

    ダウンロードした証明書はアプリケーションサーバにインポートし、そのサーバがクライアント証明書を要求するように設定します。アプリケーションサーバは SSL/TLS ハンドシェイクで使用する証明書がダウンロードした証明書と一致しているかを確認します。

アプリケーション (エンドポイント) サーバは、証明書チェーンの中間証明書を送信する必要があります。そして証明書チェーンは、適切な順序でなければなりません。適切な順序は次のとおりです。

  1. サーバ証明書
  2. サーバの証明書がルートの証明書による直接の署名を受けなかった場合にサーバの証明書に署名を行った中間証明書
  3. 手順 2 の中間証明書に署名を行った中間証明書
  4. その他の残りの中間証明書

ルート証明書の認証機関の証明書は使用しないでください。ルート証明書はサーバからは送信されません。Salesforce には、信頼できる証明書の一覧がファイルに収納されています。証明書チェーンには、リスト内の証明書のいずれかによって署名された証明書が含まれている必要があります。

メモ

アウトバウンドメッセージの参照

既存のアウトバウンドメッセージを表示するには、Salesforce ユーザインターフェースで、[設定] から、[クイック検索] ボックスに「アウトバウンドメッセージ」と入力して、[アウトバウンドメッセージ] を選択します。

  • アウトバウンドメッセージを新規に定義するには、[新規アウトバウンドメッセージ] をクリックします。
  • アウトバウンドメッセージの状況を追跡するには、[メッセージ送信状況の参照] をクリックします。
  • 既存のアウトバウンドメッセージの詳細や、既存のアウトバウンドメッセージを使用するワークフロールールと承認プロセスを表示するには、そのアウトバウンドメッセージを選択します。
  • 既存のアウトバウンドメッセージに変更を加えるには、[編集] をクリックします。
  • アウトバウンドメッセージを削除するには、[削除] をクリックします。

アウトバウンドメッセージの状況

アウトバウンドメッセージの状況を追跡するには、[設定] から、[クイック検索] ボックスに「アウトバウンドメッセージ」と入力して、[アウトバウンドメッセージ] を選択し、[メッセージ送信状況の参照] をクリックします。このページでいくつかの作業を実行できます。
  • 送信の合計試行回数など、アウトバウンドメッセージの状況を参照する。
  • ワークフローまたは承認プロセスの ID をクリックして、アウトバウンドメッセージをトリガしたアクションを参照する。
  • [次回の試行] 日を現在に変更するには、[再試行] をクリックします。このアクションにより、メッセージの配信がただちに再試行されます。
  • アウトバウンドメッセージをキューから完全に削除するには、[削除] をクリックします。