履歴 API を使用した CRM Analytics アセットの以前のバージョンのバックアップおよび復元
ダッシュボード、レンズ、レシピ、およびデータフローの新しいバージョンを保存するたびに、CRM Analytics によって古いバージョンが保存されます。また、ダッシュボードとレンズの条件付き書式も保存されます。
CRM Analytics では、タグ付けされたアセット 10 個とタグ付けされていないアセット 10 個の合計 20 個のアセットのバージョンが保存されます。保存するアセットの新しいバージョンが 20 個を超える場合は、CRM Analytics によって新しいバージョンが保存され、古いバージョンは消去されます。この制限に達した場合、タグ付けされたバージョンを保存すると、最も古いタグ付けされたバージョンが消去されます。タグ付けされていないバージョンを保存すると、最も古いタグ付けされていないバージョンが消去されます。この制限数を増やすには、Salesforce に連絡して、組織の「Maximum analytics asset histories to track in the database (データベースで追跡する最大の Analytics アセット履歴)」 (AnalyticsMaxHistories とも呼びます) の値を増やすよう担当者に依頼してください。
アセットのバージョンを説明するタグを追加することで、自分や他のチームメンバーに変更内容とその理由を示すことができます。手動または自動タグ設定のいずれかを使用できます。
CRM Analytics には、アセットのバージョンを手動でタグ設定する方法が 2 つあります。
- [保存] ダイアログには、[バージョン履歴] ボックスが表示されます。そのボックスに変更についての簡単な説明を入力します。(データフローには、以前のバージョンにタグを追加するためのユーザーインターフェースがありません)。
- また、公開 REST API を使用して変更にタグを設定することもできます。API を使用して、説明を含んだ履歴レコードにタグ付けします。これは、アセットを保存した後に実行できます。既存の説明は編集できます。
1*PATCH: /services/data/v46.0/wave/dashboards/0FKxx0000004CAeGAM/histories/0Rmxx0000004Cx2CAE* 2*REQUEST BODY: {"label" : "new description"}*
- アセットの初期バージョンを作成して保存すると、履歴レコードにタグ Initial Create が追加されます。
- テンプレートからアプリケーションを作成するかアップグレードすると、アプリケーションの履歴レコードにタグが追加されます。このタグは、テンプレートのアクション、テンプレート名、およびテンプレートのバージョンを含んでいます。この情報は、新しいテンプレートバージョンでアプリケーションをアップグレードした後に、アセットの以前の正しいバージョンを復元するために役立ちます。
以前のアセットバージョンをプレビューし、そのバージョンに戻す
アセットの履歴レコードのリストを取得するには、cURL または Postman を使用して API コールを実行します。または、CRM Analytics プラグインを使用して、Salesforce コマンドラインインターフェース (CLI) に適切なコマンドを入力します。
-
ダッシュボードの履歴レコード。
- API コール:
1GET: /services/data/v526.0/wave/dashboards/<dashboardId>/histories - CLI コマンド:
1sf analytics dashboard history list
- API コール:
-
レンズの履歴レコード。
- API コール:
1GET: /services/data/v52.0/wave/dashboards/<lensId>/histories - CLI コマンド:
1sf analytics lens history list
- API コール:
-
レシピの履歴レコード。
- API コール:
1GET: /services/data/v52.0/wave/recipes/<recipeId>/histories
- API コール:
-
データフローの履歴レコード。
- API コール:
1GET: /services/data/v52.0/wave/dataflows/<dataflowId>/histories - CLI コマンド:
1sf analytics dataflow history list
- API コール:
必要に応じて、アセット応答 (HATEOAS) の historiesUrl の URL を使用して履歴 API のエンドポイントに移動し、cURL または Postman を使用して実行できます。
または、cURL または Postman から次の REST コールを手動で実行します。
- すべてのダッシュボードのリストを取得します。
1GET: /services/data/v52.0/wave/dashboards - ダッシュボードを検索します。レスポンスボディでその詳細の URL を使用します。
1GET: /services/data/v52.0/wave/dashboards/<dashboardId> - 履歴のリストを取得し、ダッシュボードの詳細な応答で historiesUrl を使用します。
1GET: /services/data/v52.0/wave/dashboards/*<dashboardId>/histories*
以前のバージョンのプレビュー
アセットのバージョン履歴をリスト表示した後に、バージョンの JSON をプレビューします。プレビューの際には、保存されたときの JSON が表示されます。
以前のアセットバージョンの JSON をプレビューするには、レスポンスボディの previewUrl の URL を使用し、cURL または Postman を使用して実行します。
以前のバージョンの復元
正しいアセットのバージョンをプレビューしていることを確認したら、REST API コールまたは CLI を使用して復元します。
REST API コールを使用して、復元するバージョンで、revertUrl. を見つけます。
次に、復元するバージョンの historyId をコピーします。これをリクエストボディに入力します。
次に、以前のバージョンのアセットを復元するには、PUT を実行します。
1*PUT: /services/data/v52.0/wave/dashboards/*<dashboardId>/bundle**
2*REQUEST BODY: {"historyId": "<historyId>, historyLabel" : "optional description of new change"}*アセットを復元する CLI コマンドは次のとおりです。
- ダッシュボード。sf analytics dashboard history revert -i <dashboardid> -h <historyid>
- レンズ。sf analytics lens history revert -i <lensid> -h <historyid>
- データフロー。sf analytics dataflow history revert -i <dataflowid> -h <historyid>
historyid は、復元するアセットのバージョンの ID です。
制限事項
アセットの以前のバージョンを復元すると、そのアセットが期待どおりに実行されない場合があります。アセットが他のアセット (データセットなど) に依存しており、他のアセットが削除または変更されている場合、エラーが発生する可能性があります。ただし、以前のバージョンを復元するたびに、履歴レコードが作成されます。このため、いつでも最後の作業コピーを復元できます。
アセットを削除すると、それとともにすべての履歴が削除されるため、元に戻せなくなります。
現在、CRM Analytics では、以前のバージョンのデータセット XMD ファイルがバックアップされません。