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Salesforce 組織への変更のリリース

build.xml ファイルは、取得およびリリースするターゲットを指定します。次のパラメータは、リリースターゲットごとに設定できます。

項目 説明
username 必須。ログイン用の Salesforce ユーザ名。この接続に関連付けられるユーザ名は、「すべてのデータの編集」権限を持っている必要があります。通常、これはシステム管理者のみに有効です。
password 必須。このプロジェクトに関連付けられた組織にログインするために使用するパスワード。セキュリティトークンを使用している場合は、パスワードの最後に 25 桁のトークン値を貼り付けます。
serverurl 省略可能。Salesforce サーバの URL (空白の場合、デフォルトは www.salesforce.com)。Sandbox インスタンスに接続するには、test.salesforce.com に変更します。
pollWaitMillis 省略可能。デフォルトは 10000 です。リリース結果をポーリングする場合の待機時間 (ミリ秒単位) です。待機を停止した場合でも、リリースに成功することがあります。
checkOnly 省略可能。デフォルトは false です。組織で一切の変更を行わず、リリースされたファイルの正当性をチェックするには、true に設定します。この場合、コンポーネントはリリースされず、組織の変更も行われません。
maxPoll 省略可能。デフォルトは 200 です。リリース要求の結果を得るためにサーバをポーリングする回数です。待機を停止した場合でも、リリースに成功することがあります。
deployRoot zipFile が指定されていない場合は必須です。リリースするファイルのディレクトリツリーのルートを指定します。zipFile または deployRoot のいずれかの値を定義する必要があります。
zipFile deployRoot が指定されていない場合は必須です。リリースするメタデータ zip ファイルのパスを指定します。zipFile または deployRoot のいずれかの値を定義する必要があります。
singlePackage 省略可能。デフォルトは false です。zipFile または deployRoot パラメータが、パッケージのセットではなく、1 つのパッケージを持つディレクトリ構造を指し示すことを宣言します。
allowMissingFiles 省略可能。デフォルトは false です。ファイルが package.xml では指定されているが、zip ファイルには存在しない場合でもリリースが成功するかどうか���指定します。本番組織へのリリースでは、このパラメータを使用しないでください。
autoUpdatePackage 省略可能。デフォルトは false です。ファイルが zip ファイルには存在するが、package.xml では指定されていない場合でもリリースを継続するかどうかを指定します。本番組織へのリリースでは、このパラメータを使用しないでください。
ignoreWarnings 省略可能。デフォルトは false です。この設定は、警告が発生した場合でもリリースが成功するのか (true)、リリースが失敗してロールバックするのか (false) を示します。警告ではなくエラーが発生した場合、リリースは常に失敗しロールバックします。
purgeOnDelete true の場合、destructiveChanges.xml マニフェストファイルの削除されたコンポーネントはごみ箱に保存されません。代わりに、即座に削除の対象となります。このオプションは Developer Edition 組織または Sandbox 組織でのみ機能しますが、本番組織では機能しません。
rollbackOnError 省略可能。デフォルトは true です。エラーが発生した場合、ロールバックを完了するか (true)、否か (false) を示します。false の場合、エラーなしで実行できるアクションのセットはすべて実行され、残りのアクションではエラーが返されます。本番組織にリリースする場合は、このパラメータは true に設定されている必要があります。

以前のバージョンの Force.com 移行ツール (Spring '14 以前) では、このパラメータは build.xml で無視され、Salesforce はこのパラメータが true に設定されているかのように動作します。

メモ

runAllTests 省略可能。デフォルトは false です。本番組織へのリリースでは、次のようになります。
  • false (デフォルト値) に設定すると、インストール済みの管理パッケージから作成されたテストを除くすべてのテストが、リリース後に実行されます。
  • true に設定すると、インストール済みの管理パッケージから作成されたテストを含むすべてのテストが、リリース後に実行されます。
Sandbox 組織へのリリースでは、次のようになります。
  • false (デフォルト値) に設定すると、テストは実行されません。
  • true に設定すると、インストール済みの管理パッケージから作成されたテストを含むすべてのテストが、リリース後に実行されます。
runTest 子要素 (省略可能)。リリース後に実行されるテストが含まれた Apex クラスのリストです。これらのテストのいずれかが失敗した場合は、リリースがロールバックされ、組織への変更は行われません。
trace 省略可能。デフォルトは false です。SOAP 要求と応答をコンソールに表示します。これには、ログイン時のユーザのパスワードがプレーンテキストで表示されます。
logType 省略可能。テストを実行するときのデバッグログレベル。デフォルトは None です。有効なオプションは、次のとおりです。
  • None
  • Debugonly
  • Db
  • Profiling
  • Callout
  • Detail

Force.com 移行ツールでは、名前がピリオド (.) で開始し、チルダ (~) で終了するファイルまたはフォルダは、ファイルのリリース時に無視されます。Subversion などの一部のソース制御システムでは、名前がピリオドで開始するファイルまたはフォルダが作成されます。これらのファイルは、Salesforce へのリリース時に問題の原因となる可能性があるため、Force.com 移行ツールでは無視されます。

メモ

Force.com 移行ツールには、いくつかのリリースターゲットをリストするサンプル build.xml ファイルが含まれています。サンプルターゲットを開始点として使用して、独自のカスタムターゲットを作成できます。次に、サンプルターゲットについて説明します。

  • deployUnpackaged — ターゲットで指定されるパッケージ化されていないコンポーネントをリリースします。
  • deployCode — ターゲットで指定される codepkg パッケージのコンテンツをリリースします。
  • undeployCodedestructiveChanges.xml マニフェストで指定される removecodepkg ディレクトリのクラスとトリガを削除します。このファイルは、package.xml と似ていますが、リストされるのは削除するコンポーネントです。詳細は、組織からのファイルの削除を参照してください。
  • deployCodeFailingTest — デモ目的のためにのみ、テスト要件を満たしていないコードをリリースします。
  • deployCodeCheckOnly — リリースが動作することを確認しますが、コンポーネントのリリースは行いません。