外部オブジェクト
外部オブジェクトは API バージョン 32.0 以降で使用できます。外部オブジェクトはカスタムオブジェクトに似ていますが、外部オブジェクトのレコードデータは Salesforce 組織外に保存されます。たとえば、社内の統合業務ソフト (ERP) システムに保存されているデータがあるとします。組織にデータをコピーする代わりに、外部オブジェクトを使用して、Web サービスコールアウトでリアルタイムにデータにアクセスします。
外部オブジェクトは、Lightning Connect および Files Connect で使用できます。各外部オブジェクトは、Salesforce 組織の外部データソース定義に関連付けられます。
外部データソースは、外部システムへのアクセス方法を指定します。Lightning Connect では、外部データソースを使用して、Salesforce 組織外に保存されているデータにアクセスします。Files Connect では、外部データソースを使用して、サードパーティのコンテンツシステムにアクセスします。外部データソースは、ユーザおよび Force.com プラットフォームが外部データやコンテンツを操作するために使用する、外部オブジェクトに関連付けられます。
オンデマンドでレコードデータにアクセスすることで、外部データの現在の状態が常に外部オブジェクトに反映されます。そのデータのコピーを Salesforce で管理する必要がないため、データの同期を保つためにストレージやリソースを浪費しなくて済みます。
外部オブジェクトは、大量のデータを Salesforce 組織内に保存しない場合に適しており、一度に少量のデータを使用するだけで済みます。
外部オブジェクトを作成および変更する方法は、Salesforce ヘルプの「外部オブジェクトの定義」を参照してください。
外部オブジェクトの命名規則
オブジェクト名は、組織の標準オブジェクト、カスタムオブジェクト、外部オブジェクト全体で一意である必要があります。
API では、外部オブジェクトの名前は 2 つのアンダーバーと小文字の「x」のサフィックスで識別されます。たとえば、Salesforce ユーザインターフェースで「ExtraLogInfo」という名前の外部オブジェクトは、組織の WSDL では ExtraLogInfo__x と表示されます。
外部オブジェクトリレーション
外部オブジェクトでは、標準参照関係がサポートされます。ただし、Salesforce 組織外に保存されるデータには、関連レコードを互いに関連付けるために標準参照関係で使用される、18 文字の Salesforce レコード ID が含まれないことがあります。そのため、外部オブジェクトでは、外部参照と間接参照という、2 つの特殊なタイプの参照関係も使用できます。詳細は、Salesforce ヘルプの「外部オブジェクトリレーション」を参照してください。
外部オブジェクトの機能サポート
- Lightning Connect — すべてのアダプタの Salesforce との互換性に関する考慮事項
- Lightning Connect — すべてのアダプタの同期に関する考慮事項
Lightning Connect アダプタ
| Lightning Connect アダプタ | 説明 |
|---|---|
| OData 2.0 | Open Data Protocol バージョン 2.0 を使用して Salesforce 外に保存されているデータにアクセスします。外部データは、OData プロデューサ経由で公開されている必要があります。 |
| Salesforce | Force.com REST API を使用して他の Salesforce 組織に保存されているデータにアクセスします。 |
| Apex で作成されたカスタムアダプタ | 利用可能な他のアダプタがニーズに適さない場合は、Apex Connector Framework を使用して独自のカスタムアダプタを開発できます。 カスタムアダプタは、どこからでもデータを取得できます。たとえば、コールアウトを介してインターネットのどこからでも取得できるデータや、プログラムで操作や生成さえできるデータもあります。 |
Lightning Connect についての詳細は、Salesforce ヘルプの「Lightning Connect の概要」を参照してください。
Lightning Connect のカスタムアダプタを開発するための Apex コネクタフレームワークの使用についての詳細は、『Force.com Apex コード開発者ガイド』を参照してください。