Trialforce の概要
Trialforce の設定は、異なるタイミングで設定されるいくつかの要素で構成されています。Trialforce の使用を開始する前に、これらの構成要素および相互関係を理解することが重要です。
- Trialforce 管理組織 (TMO)
- これは、Trialforce の設定の開始点で、設定後に Trialforce を管理するための中心となる場所です。TMO を取得するには、パートナーコミュニティでケースを申請する必要があります。TMO では、Trialforce ソース組織の作成、およびカスタムブランド設定のテンプレートの定義という 2 つのタスクを実行します。
- Trialforce ソース組織 (TSO)
- この組織は、顧客が取得したトライアル組織のテンプレートを作成するために使用します。この組織は TMO から作成します。TSO では次のタスクを実行します。アプリケーションをサンプルデータと共にインストールします。TMO で作成済みのテンプレートから選択してブランド設定を指定します。顧客に提供したいデザインや機能を組み込んで TSO を設定します。すべてのトライアル組織で使用する基盤となる Trialforce テンプレートを生成します。
- Trialforce テンプレート
- これは、ある時点における TSO のインスタンスのスナップショットまたは正確なコピーです。これは、アプリケーションをインストールし、設定を変更した後に、TSO から作成します。Trialforce テンプレートは、顧客がトライアルにサインアップする HTML ページで指定され、顧客がサインアップするたびに提供されるトライアル組織を定義します。
- HTML サインアップフォーム
- これは、顧客がトライアルにサインアップする Web サイトの登録ページとして機能する HTML フォームです。このフォームを取得するには、パートナーコミュニティでケースを申請する必要があり、取得した後に自分の会社の詳細情報でカスタマイズする必要があります。このフォームは、トライアルに使用する Trialforce テンプレートに関連付けられます。この関連付けにより、顧客が Web サイトでトライアルにサインアップするたびに��顧客は指定された Trialforce テンプレートの正確なコピーである組織を受け取ります。
Trialforce を設定するために使用される組織間の関係
TMO、TSO、および Trialforce テンプレートには、上図のような階層関係があります。
- 特定の TMO から複数の TSO を作成できます。たとえば、2 つの異なるアプリケーションのトライアルを提供するには、各アプリケーションに 1 つずつ、同じ TMO から 2 つの異なる TSO を生成します。これにより、自分の会社が作成したすべての Force.com アプリケーションのトライアルを管理するための中央ハブとして TMO を使用できます。
- 同じ TSO から複数の Trialforce テンプレートを作成できます。たとえば、Trialforce を使用し始めた後にアプリケーションの新しいバージョンをリリースする場合、以前の TSO にアップグレードバージョンをインストールし、このソース組織から新しい Trialforce テンプレートを生成することができます。次に、新しい Trialforce テンプレートを参照するように HTML サインアップフォームを更新すると、それ以降に作成されるすべてのトライアルの組織には、自動的にパッケージの新しいバージョンが使用されます。
ベストプラクティスとして、会社には一意の TMO を 1 つ作成し、アプリケーションごとに 1 つの TSO、アプリケーションのバージョンまたはエディションごとに 1 つの Trialforce テンプレートを使用することをお勧めします。これらの異なるレベルに設定プロセスを分割することにより、トライアルの管理および更新が簡単になります。アプリケーションのバージョン、ブランド設定、トライアル組織の設定詳細など、何かを変更する必要があるたびに、階層内の 1 つのレベルで変更を行うだけで済むからです。このことにより、設定手順が最小限に抑えられ、複数の製品、バージョン、エディションのトライアルを同時に管理しやすくなります。