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転送アップグレードについて

登録済みの ISV パートナーは、パートナーコミュニティでケースを登録して、メジャーアップグレードの転送機能を要求できます。

メモ

パッチまたはメジャーアップグレードのいずれかを転送できます。パッチには、バグ修正とマイナー機能強化のみが含まれています。これとは対照的に、メジャーアップグレードには、メジャー機能強化と、新規コンポーネントを追加する新機能が含まれる場合があります。アップグレードの転送には、おおまかにいうと次の手順が含まれます。
  • 顧客組織にインストールされた管理パッケージをバージョン X からバージョン Y にアップグレードする。
  • 1 つ、複数、またはすべての顧客組織を選択し、アップグレード後の特定のバージョンを選択してアップグレードする。
  • 特定の日時に開始するようにアップグレードをスケジュールする。
  • アップグレードの進行状況の表示、進行中のアップグレードの中止、または転送アップグレードの結果の表示を行う。
  • 転送と共に、インストール後 Apex スクリプトを使用して、顧客が以前に手動で実行したアップグレード後の多くの設定を自動化する。

アップグレードを転送するときは、登録者の組織から明示的な同意を得ずに登録者の組織に変更を行うことになります。このため、事前に計画し、注意して実行することが重要です。

警告

メジャーアップグレードを転送すると、登録者の組織の既存の機能に影響する可能性があるため、リスクが高まります。アップグレードされたパッケージ内の新規コンポーネントをパッケージの既存のユーザが使用できない可能性や、ユーザのカスタマイズが上書きされる可能性があるためです。アップグレードによってユーザに悪影響が及ばないようにするのは、アプリケーション開発者の責務です。アップグレードによって生じる可能性のあるすべての結果を考慮し、問題を回避するための適切な対策を講じることを強くお勧めします。

メジャーアップグレードを転送するときは、次のようにパッケージ内の変更を 2 つのカテゴリに分割することをお勧めします。
  1. ユーザにすでにアクセス権がある既存の機能の強化の場合、インストール後 Apex スクリプトを使用して、関連するコンポーネントを既存のユーザに自動的に割り当てます。これにより、パッケージのすべての現在のユーザは、システム管理者による明示的なアクションがなくても、その機能をそのまま使用し続けることができます。
  2. 初めて導入する新機能の場合、インストール後 Apex スクリプトを使用してコンポーネントの自動割り当ては行わないでください。このようにすることで、登録者は新機能を使用するかどうかということと、使用する時期を決定することができます。
転送アップグレードを計画するときに留意すべき他のガイドラインを次に示します。
  • 入力規則、数式項目、および Apex トリガから発生するエラーを変更すると、登録者のインテグレーションに悪影響が及ぶ可���性があるため、変更しないでください。
  • パッチでは、パッケージへの視覚的な変更は行わないでください。これは、転送アップグレードで登録者に通知されるのは、パッケージバージョン番号の変更のみであるためです。
  • エディション、カスタマイズ、他のインストール済みパッケージ、および権限セットなど、顧客の組織内の関連するすべての機能を複製し、アップグレードしたパッケージを複数の環境でテストします。
  • 登録者に与える影響を最小限に抑えるため、転送アップグレードは顧客のオフピーク時に、Salesforce のメジャーリリースの期間外にスケジュール設定します。
  • 事前に、登録者にアップグレードの時期、アップグレードによって生じる可能性のある結果、および実行する必要のある手順を通知します。