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Matcher クラス

Matcher は Pattern を使用して、文字列に対してマッチ処理を実行します。

名前空間

System

Matcher のメソッド

Matcher のメソッドは次のとおりです。

end()

最後に一致した文字の後の位置を返します。

署名

public Integer end()

戻り値

型: Integer

end(groupIndex)

前のマッチ処理で、グループインデックスが取得したサブシーケンスの最後の文字の後の位置を返します。一致は成功したが、グループ自体に一致がない場合は、メソッドの戻り値は -1 となります。

署名

public Integer end(Integer groupIndex)

パラメータ

groupIndex
型: Integer

戻り値

型: Integer

使用方法

取得されたグループは、左から右へ、1 から順にインデックス付けされます。グループ 0 はパターン全体を表します。つまり、 m.end(0)m.end() と同じ意味となります。

「キャプチャグループについて」を参照してください。

find()

パターンに一致する入力シーケンスの次のサブシーケンスを検索します。入力シーケンスのサブシーケンスが Matcher オブジェクトのパターンに一致する場合、このメソッドは true を返します。

署名

public Boolean find()

戻り値

型: Boolean

使用方法

このメソッドは Matcher オブジェクトのリージョンの最初から開始します。または、前のメソッド呼び出しが成功し、Matcher オブジェクトがそれ以降リセットされていない場合、前のマッチ処理で一致しなかった最初の文字から開始します。

マッチ処理が成功した場合、startendgroup メソッドを使用してさらに多くの情報を取得できます。

詳細は、「リージョンの使用」を参照してください。

find(group)

Matcher オブジェクトをリセットし、パターンに一致する入力シーケンスの次のサブシーケンスを検索します。入力シーケンスのサブシーケンスが Matcher オブジェクトのパターンに一致する場合、このメソッドは true を返します。

署名

public Boolean find(Integer group)

パラメータ

group
型: Integer

戻り値

型: Boolean

使用方法

マッチ処理が成功した場合、startendgroup メソッドを使用してさらに多くの情報を取得できます。

group()

前のマッチ処理で返された入力サブシーケンスを返します。

署名

public String group()

戻り値

型: String

使用方法

(a*) など、グループによっては空の文字列にも一致します。入力された空の文字列とそのようなグループが一致した場合、このメソッドは空の文字列を返します。

group(groupIndex)

前のマッチ処理の中で、指定したグループインデックスが取得した入力サブシーケンスを返します。一致は成功したが、指定されたグループが入力サブシーケンスのどの部分にも一致しない場合は、null 値を返します。

署名

public String group(Integer groupIndex)

パラメータ

groupIndex
型: Integer

戻り値

型: String

使用方法

取得されたグループは、左から右へ、1 から順にインデックス付けされます。グループ 0 はパターン全体を表します。つまり、m.group(0)m.group() と同じ意味となります。

(a*) など、グループによっては空の文字列にも一致します。入力された空の文字列とそのようなグループが一致した場合、このメソッドは空の文字列を返します。

「キャプチャグループについて」を参照してください。

groupCount()

一致するオブジェクトのパターン内のキャプチャグループ数を返します。グループ 0 はパターン全体を表し、この数には含まれません。

署名

public Integer groupCount()

戻り値

型: Integer

使用方法

「キャプチャグループについて」を参照してください。

hasAnchoringBounds()

Matcher オブジェクトにアンカー付き境界がある場合は true、それ以外は false を返します。デフォルトでは、Matcher オブジェクトはアンカー付き境界リージョンを使用します。

署名

public Boolean hasAnchoringBounds()

戻り値

型: Boolean

使用方法

Matcher オブジェクトがアンカー付き境界を使用している場合、Matcher オブジェクトのリージョンの境界は ^ や $ などのラインアンカー行の開始と終了に一致します。

詳細は、「境界の使用」を参照してください。

hasTransparentBounds()

Matcher オブジェクトに透明な境界がある場合は true、不透明な境界を使用している場合は false を返します。デフォルトでは、Matcher オブジェクトは不透明なリージョン境界を使用します。

署名

public Boolean hasTransparentBounds()

戻り値

型: Boolean

使用方法

詳細は、「境界の使用」を参照してください。

hitEnd()

この Matcher オブジェクトが最後に実行したマッチ処理で、検索エンジンにより入力の最後が見つかった場合に true を返します。このメソッドが true を返す場合、入力がさらに多ければ最後の検索の結果が異なっていた可能性があります。

署名

public Boolean hitEnd()

戻り値

型: Boolean

lookingAt()

パターンに対し、リージョンの先頭から入力シーケンスの一致を確認します。

署名

public Boolean lookingAt()

戻り値

型: Boolean

使用方法

matches メソッドと同様に、このメソッドは必ずリージョンの先頭から開始します。異なる点は、リージョン全体が一致する必要がないことです。

マッチ処理が成功した場合、startendgroup メソッドを使用してさらに多くの情報を取得できます。

「リージョンの使用」を参照してください。

matches()

パターンに対してリージョン全体が一致するかどうかを確認します。

署名

public Boolean matches()

戻り値

型: Boolean

使用方法

マッチ処理が成功した場合、startendgroup メソッドを使用してさらに多くの情報を取得できます。

「リージョンの使用」を参照してください。

pattern()

この Matcher オブジェクトが作成された Pattern オブジェクトを返します。

署名

public Pattern object pattern()

戻り値

型: System.Pattern

quoteReplacement(inputString)

指定された文字列 inputString をリテラルに置き換える文字列を返します。返された文字列の文字は、inputString の文字シーケンスに一致します。

署名

public static String quoteReplacement(String inputString)

パラメータ

inputString
型: String

戻り値

型: String

使用方法

入力文字列の $^ などのメタキャラクタやエスケープシーケンスは、特に意味のないリテラル文字として扱われます。

region(start, end)

この Matcher オブジェクトのリージョンの制限を設定します。リージョンは一致を検索する入力シーケンスの一部です。

署名

public Matcher object region(Integer start, Integer end)

パラメータ

start
型: Integer
end
型: Integer

戻り値

型: Matcher

使用方法

このメソッドは最初に Matcher オブジェクトをリセットし、start で指定されたインデックスで開始し、end で指定されたインデックスで終了するよう設定します。

使用されている透明な境界により、アンカーのような特定の構造が。リージョンの境界またはその周りで異なる動作をする可能性があります。

「リージョンの使用」および「境界の使用」を参照してください。

regionEnd()

この Matcher オブジェクトのリージョンの終了インデックス (含まない) を返します。

署名

public Integer regionEnd()

戻り値

型: Integer

使用方法

「リージョンの使用」を参照してください。

regionStart()

この Matcher オブジェクトのリージョンの開始インデックス (含む) を返します。

署名

public Integer regionStart()

戻り値

型: Integer

使用方法

「リージョンの使用」を参照してください。

replaceAll(replacementString)

パターンに一致する入力シーケンスのすべてのサブシーケンスを、置き換え文字列で置き換えます。

署名

public String replaceAll(String replacementString)

パラメータ

replacementString
型: String

戻り値

型: String

使用方法

このメソッドは最初に Matcher オブジェクトをリセットし、パターンの一致を探しながら入力シーケンスをスキャンします。一致のどの部分にも含まれない文字は、結果の文字列に直接追加されます。各一致は、置き換え文字列により結果の文字列が置き換えられます。置き換え文字列には、取得されたサブシーケンスへの参照が含まれている場合があります。

置き換え文字列のバックスラッシュ (\) とドル記号 ($) は、文字列がリテラル置き換え文字列として処理された場合は異なる結果となる場合があります。ドル記号は取得されたサブシーケンスへの参照、バックスラッシュは置き換え文字列の中でリテラル文字をエスケープするために使用されます。

このメソッドを起動すると、Matcher オブジェクトの状態が変わります。Matcher オブジェクトをさらにマッチ処理で使用する場合、まずリセットする必要があります。

正規表現 a*b、入力文字列 "aabfooaabfooabfoob"、置き換え文字列 "-" を指定する場合、その表現の Matcher オブジェクトでこのメソッドを呼び出すと、文字列 "-foo-foo-foo-" が生成されます。

replaceFirst(replacementString)

パターンに一致する入力シーケンスの最初のサブシーケンスを、置き換え文字列に置き換えます。

署名

public String replaceFirst(String replacementString)

パラメータ

replacementString
型: String

戻り値

型: String

使用方法

置き換え文字列のバックスラッシュ (\) とドル記号 ($) は、文字列がリテラル置き換え文字列として処理された場合は異なる結果となる場合があります。ドル記号は取得されたサブシーケンスへの参照、バックスラッシュは置き換え文字列の中でリテラル文字をエスケープするために使用されます。

このメソッドを起動すると、Matcher オブジェクトの状態が変わります。Matcher オブジェクトをさらにマッチ処理で使用する場合、まずリセットする必要があります。

正規表現 dog、入力文字列 "zzzdogzzzdogzzz"、置き換え文字列 "cat" を指定する場合、その表現の Matcher オブジェクトでこのメソッドを呼び出すと、文字列 "zzzcatzzzdogzzz" が生成されます。

requireEnd()

入力が増えると、正の一致が負の一致になる可能性がある場合、true を返します。

署名

public Boolean requireEnd()

戻り値

型: Boolean

使用方法

このメソッドが true を返し、かつ一致が見つかった場合、入力が増えると一致しなくなる場合があります。

このメソッドが false を返し、かつ一致が見つかった場合、入力が増えると一致結果が変わる場合がありますが、一致しなくなることはありません。

一致が見つからなかった場合、requireEnd は意味を持ちません。

reset()

この Matcher オブジェクトをリセットしますMatcher オブジェクトをリセットすると、明示的な状態情報はすべて破棄されます。

署名

public Matcher object reset()

戻り値

型: Matcher

使用方法

Matcher オブジェクトがアンカー付き境界を使用しているかどうかに関わらず、メソッドは変わりません。アンカー付き境界を変更するには、useAnchoringBounds メソッドを明示的に使用する必要があります。

詳細は、「境界の使用」を参照してください。

reset(inputSequence)

この Matcher オブジェクトを新しい入力シーケンスでリセットします。Matcher オブジェクトをリセットすると、明示的な状態情報はすべて破棄されます。

署名

public Matcher reset(String inputSequence)

パラメータ

inputSequence
型: String

戻り値

型: Matcher

start()

前のマッチ処理の最初の文字の開始インデックスを返します。

署名

public Integer start()

戻り値

型: Integer

start(groupIndex)

前のマッチ処理の中で、グループインデックスが指定したグループが取得したサブシーケンスの開始インデックスを返します。取得されたグループは、左から右へ、1 から順にインデックス付けされます。グループ 0 はパターン全体を表します。つまり、m.start(0)m.start() と同じ意味となります。

署名

public Integer start(Integer groupIndex)

パラメータ

groupIndex
型: Integer

戻り値

型: Integer

使用方法

「キャプチャグループについて」を参照してください。

useAnchoringBounds(anchoringBounds)

この Matcher オブジェクトのリージョンのアンカー付き境界を設定します。デフォルトでは、Matcher オブジェクトはアンカー付き境界リージョンを使用します。

署名

public Matcher object useAnchoringBounds(Boolean anchoringBounds)

パラメータ

anchoringBounds
型: Boolean
true を指定すると、Matcher オブジェクトはアンカー付き境界を使用します。false を指定すると、非アンカー付き境界を使用します。

戻り値

型: Matcher

使用方法

Matcher オブジェクトがアンカー付き境界を使用している場合、Matcher オブジェクトのリージョンの境界は ^ や $ などのラインアンカー行の開始と終了に一致します。

詳細は、「境界の使用」を参照してください。

usePattern(pattern)

Matcher オブジェクトが一致を探すのに使用する Pattern オブジェクトを変更します。このメソッドにより、Matcher オブジェクトは最後に一致したグループについての情報を失います。入力での Matcher オブジェクトの位置は保持されます。

署名

public Matcher object usePattern(Pattern pattern)

パラメータ

pattern
型: System.Pattern

戻り値

型: Matcher

useTransparentBounds(transparentBounds)

この Matcher オブジェクトの透明な境界を設定します。デフォルトでは、Matcher オブジェクトはアンカー付き境界リージョンを使用します。

署名

public Matcher object useTransparentBounds(Boolean transparentBounds)

パラメータ

transparentBounds
型: Boolean
true を指定すると、Matcher オブジェクトは透明な境界を使用します。false を指定すると、不透明な境界を使用します。

戻り値

型: Matcher

使用方法

詳細は、「境界の使用」を参照してください。