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zip ファイルを使用したメタデータのリリースと取得

deploy() コールと retrieve() コールは、.zip ファイルをリリースおよび取得するために使用されます。.zip ファイル内には、取得またはリリースする項目の一覧を示すプロジェクトマニフェスト (package.xml) やフォルダに整理された 1 つ以上の XML コンポーネントが含まれます。

コンポーネントは、メタデータ型のインスタンスです。たとえば、CustomObject はカスタムオブジェクトのメタデータ型で、MyCustomObject__c コンポーネントはカスタムオブジェクトのインスタンスです。

メモ

.zip ファイルで取得またはリリースされるファイルは、組織内にあるパッケージ化されていないコンポーネント (標準オブジェクトなど)、または指定したパッケージ内にあるパッケージコンポーネントである場合があります。

最大 10,000 ファイルまで同時にリリースまたは取得できます。AppExchange パッケージではさまざまな制限が使用されます。API バージョン 43.0 と 44.0 では、AppExchange パッケージに最大 12,500 件のファイルを含めることができます。API バージョン 45.0 では、AppExchange パッケージに最大 17,500 件のファイルを含めることができます。API バージョン 46.0 では、AppExchange パッケージに最大 22,000 件のファイルを含めることができます。API バージョン 47.0 から 50.0 では、AppExchange パッケージに最大 30,000 件のファイルを含めることができます。API バージョン 51.0 以降では、AppExchange パッケージに最大 31,000 件のファイルを含めることができます。リリースまたは取得する .zip ファイルの最大サイズは 39 MB です。展開したフォルダ内の非圧縮ファイルの場合、サイズ制限は 400 MB です。

  • Ant 移行ツールを使用して、展開したフォルダをリリースする場合、まずフォルダ内のすべてのファイルが圧縮されます。展開したフォルダ内の非圧縮コンポーネントの最大サイズは、圧縮率に応じて 400 MB 以下です。ファイルの圧縮率が高い場合、圧縮されたサイズは 39 MB を下回るため、合計およそ 400 MB を移行できます。ただし、バイナリ静的リソースのように、それほど圧縮できないコンポーネントの場合、移行できるのは 400 MB 未満です。
  • メタデータ API base-64 では、コンポーネントを圧縮後にエンコードします。生成される .zip ファイルが SOAP メッセージの上限の 50 MB を超えることはできません。Base-64 エンコードではペイロードのサイズが増加するため、エンコードする前に、圧縮済みペイロードが約 39 MB を超えることはできません。
  • インデックスが定義されている Big Object 対してのみ retrieve() コールを実行できます。Big Object が [設定] で作成されていて、インデックスがまだ定義されていない場合、その Big Object を取得することはできません。

メモ

各 .zip ファイルには、プロジェクトマニフェスト、package.xml という名前のファイル、およびコンポーネントを含むディレクトリのセットが含まれます。マニフェストファイルでは、.zip ファイルで取得またはリリースしようとしているコンポーネントを定義します。また、マニフェストでは、リリースまたは取得に使用される API バージョンも定義します。

プロジェクトマニフェストは編集可能ですが、それに含まれるコンポーネントのリストを変更する場合は注意が必要です。コンポーネントをリリースまたは取得するとき、メタデータ API は、.zip ファイル内のディレクトリではなく、マニフェストのリストにあるコンポーネントを参照します。

メモ

package.xml ファイルのサンプルを次に示します。members 要素に fullName 項目値を指定して、メタデータ型の個別のコンポーネントを取得できます。<members>*</members> を使用して、メタデータ型のすべてのコンポーネントを取得することもできます。

次の要素は、package.xml に定義されている場合があります。

  • <fullName> には、サーバ側パッケージの名前が含まれます。<fullName> が存在しない場合、package.xml はクライアント側の unpackaged パッケージを定義します。
  • <types> には、取得またはリリースされるメタデータ型の名前 (CustomObject など) および指定メンバー (myCustomObject__c など) が含まれます。マニフェストファイルには複数の <types> 要素を追加できます。
  • <members> には、MyCustomObject__c など、コンポーネントの fullName が含まれます。listMetadata() コールは、個々のコンポーネントを取得する場合に、特定のメタデータ型のコンポーネントの fullName を特定する場合に役立ちます。多くのメタデータ型の場合、各メンバーを個別に書き出す代わりに、members の値をワイルドカード文字 * (アスタリスク) に置き換えることができます。特定のデータ型でワイルドカードがサポートされているかどうかを判別するには、そのデータ型のリファレンストピックを参照してください。

    SecuritySettings コンポーネントの種類を取得する場合には、<members> 要素で Security を指定し、name 要素で Settings を指定します。

    メモ

  • <name> には、CustomObject または Profile などのメタデータ型が含まれます。ディレクトリの各メタデータ型には 1 つの名前が定義されています。Metadata を拡張するすべてのメタデータ型は有効な値です。入力される名前は、メタデータ API WSDL に定義されているメタデータ型に一致する必要があります。リストについては、「メタデータ型」を参照してください。
  • <version> は、.zip ファイルをリリースまたは取得するときに使用する API のバージョン番号です。現在のところ、有効な値は 52.0 です。

異なるメタデータのサブセットを使用する方法を説明した package.xml マニフェストファイルのその他のサンプルは、package.xml マニフェストファイルのサンプル」を参照してください。

コンポーネントを削除する場合は、「組織からのコンポーネントの削除」を参照してください。