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zip ファイルを使用したメタデータのリリースと取得

deploy() コールと retrieve() コールは、.zip ファイルをリリースおよび取得するために使用されます。.zip ファイル内には、取得またはリリースする項目の一覧を示すプロジェクトマニフェスト (package.xml) やフォルダーに整理された 1 つ以上の XML コンポーネントが含まれます。

コンポーネントは、メタデータ型のインスタンスです。たとえば、CustomObject はカスタムオブジェクトのメタデータ型で、MyCustomObject__c コンポーネントはカスタムオブジェクトのインスタンスです。

メモ

.zip ファイルで取得またはリリースされるファイルは、組織内にあるパッケージ化されていないコンポーネント (標準オブジェクトなど)、または指定したパッケージ内にあるパッケージコンポーネントである場合があります。

最大 10,000 ファイルまで同時にリリースまたは取得できます。AppExchange パッケージでは異なる制限が使用され、最大 35,000 件のファイルを含めることができます。リリースまたは取得する .zip ファイルの最大サイズは 39 MB です。展開したフォルダー内の非圧縮ファイルの場合、サイズ制限は 400 MB です。

  • Ant 移行ツールを使用して、展開したフォルダーをリリースする場合、まずフォルダー内のすべてのファイルが圧縮されます。展開したフォルダー内の非圧縮コンポーネントの最大サイズは、圧縮率に応じて 400 MB 以下です。ファイルの圧縮率が高い場合、圧縮されたサイズは 39 MB を下回るため、合計およそ 400 MB を移行できます。ただし、バイナリ静的リソースのように、それほど圧縮できないコンポーネントの場合、移行できるのは 400 MB 未満です。
  • メタデータ API base-64 では、コンポーネントを圧縮後にエンコードします。生成される .zip ファイルが SOAP メッセージの上限の 50 MB を超えることはできません。Base-64 エンコードではペイロードのサイズが増加するため、エンコードする前に、圧縮済みペイロードが約 39 MB を超えることはできません。
  • インデックスが定義されている Big Object 対してのみ retrieve() コールを実行できます。Big Object が [設定] で作成されていて、インデックスがまだ定義されていない場合、その Big Object を取得することはできません。

メモ

各 .zip ファイルには、プロジェクトマニフェスト、package.xml という名前のファイル、およびコンポーネントを含むディレクトリのセットが含まれます。マニフェストファイルでは、.zip ファイルで取得またはリリースしようとしているコンポーネントを定義します。また、マニフェストでは、リリースまたは取得に使用される API バージョンも定義します。

プロジェクトマニフェストは編集可能ですが、それに含まれるコンポーネントのリストを変更する場合は注意が必要です。コンポーネントをリリースまたは取得するとき、メタデータ API は、.zip ファイル内のディレクトリではなく、マニフェストのリストにあるコンポーネントを参照します。

メモ

package.xml ファイルのサンプルを次に示します。members 要素に fullName 項目値を指定して、メタデータ型の個別のコンポーネントを取得できます。<members>*</members> を使用して、メタデータ型のすべてのコンポーネントを取得することもできます。

次の要素は、package.xml に定義されている場合があります。

  • <fullName> には、サーバー側パッケージの名前が含まれます。<fullName> が存在しない場合、package.xml はクライアント側の unpackaged パッケージを定義します。
  • <types> には、取得またはリリースされるメタデータ型の名前 (CustomObject など) および指定メンバー (myCustomObject__c など) が含まれます。マニフェストファイルには複数の <types> 要素を追加できます。
  • <members> には、MyCustomObject__c など、コンポーネントの fullName が含まれます。listMetadata() コールは、個々のコンポーネントを取得する場合に、特定のメタデータ型のコンポーネントの fullName を特定する場合に役立ちます。多くのメタデータ型の場合、各メンバーを個別に書き出す代わりに、members の値をワイルドカード文字 * (アスタリスク) に置き換えることができます。特定のデータ型でワイルドカードがサポートされているかどうかを判別するには、そのデータ型のリファレンストピックを参照してください。メタデータ API リリースの各コンポーネントの名前は一意でなければなりません。重複として解決される名前 (記号、UTF-8 でエンコードされた記号、xyz.typename および xyz.typename-meta.xml という名前のファイルのペアなど) は依然として重複します。

    SecuritySettings コンポーネントの種類を取得する場合には、<members> 要素で Security を指定し、name 要素で Settings を指定します。

    メモ

  • <name> には、CustomObject または Profile などのメタデータ型が含まれます。ディレクトリの各メタデータ型には 1 つの名前が定義されています。Metadata を拡張するすべてのメタデータ型は有効な値です。入力される名前は、メタデータ API WSDL に定義されているメタデータ型に一致する必要があります。リストについては、「メタデータ型」を参照してください。
  • <version> は、.zip ファイルをリリースまたは取得するときに使用する API のバージョン番号です。現在のところ、有効な値は 60.0 です。

異なるメタデータのサブセットを使用する方法を説明した package.xml マニフェストファイルのその他のサンプルは、package.xml マニフェストファイルのサンプル」を参照してください。

コンポーネントを削除する場合は、「組織からのコンポーネントの削除」を参照してください。