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パターン選択ガイド

この選択マトリックス表には、パターンと主要な要素の一覧が含まれており、インテグレーション要件に最適なパターンを判断するのに役立ちます。マトリックス内のパターンは、次の要素で分類されます。

要素 説明
要求元/要求先 インテグレーショントランザクションの要求者とその情報を提供する要求先を指定します。要求元システムと要求先システムの技術的な機能と、インテグレーションの種類とタイミングによっては、追加のミドルウェアやインテグレーションソリューションが必要になる場合があります。詳細は、各パターンの説明を参照してください。
インテグレーションのスタイルを指定します (プロセス、データ、または仮想)。
  • プロセス — プロセスベースのインテグレーションは、2 つ以上のアプリケーション間の機能的な処理フローを統合する方法と定義できます。こうしたインテグレーションでは通常、抽象化と複雑さのレベルが高くなります。特にトランザクション性とロールバックについてはその傾向があります。
  • データ — データインテグレーションは、アプリケーションで使用される情報のインテグレーションと定義できます。これらのインテグレーションは、単純なテーブル挿入や更新/挿入から、参照整合性と複雑な変換を必要とする複雑なデータ更新まで多岐にわたります。
  • 仮想 — 仮想インテグレーションは、Salesforce 内でデータを複製することなく、外部システムに存在するデータを操作可能なインテグレーションと定義できます。この種類のインテグレーションは、常に Salesforce Platform からのイベント (ユーザアクション、ワークフロー、検索、レコードの更新など) を介してトリガされるため、リアルタイムで外部提供元とのデータインテグレーションが行われます。
タイミング インテグレーションのブロック (または非ブロック) 特性を指定します。
  • 同期 — ブロック、つまり「ほぼリアルタイム」の要求は、「要求/応答操作によって呼び出され、プロセスの結果はこの操作を経由して即時に呼び出し側に戻される」と定義できます。1
  • 非同期 — 非ブロック、キュー、またはメッセージベースの要求は、「片方向操作で呼び出され、結果およびすべての障害は、別の片方向操作を呼び出して戻されます」。2そのため、コール元は要求を行った後、応答を待たずに処理を続行します。

インテグレーションには、インテグレーションシナリオに適用される要素に応じて、外部のミドルウェアやインテグレーションソリューション (エンタープライズサービスバスなど) が必要になる場合があります。

メモ

パターン選択マトリックス

次の表には、パターンと主要な要素の一覧が含まれており、インテグレーション要件に最適なパターンを判断するのに役立ちます。

要求元/要求先 種類 タイミング 主要な検討対象パターン
プロセスインテグレーション データインテグレーション 仮想インテグレーション 同期 非同期
Salesforce –> システム X X リモートプロセスの呼び出し — 要求と返信
X リモートプロセスの呼び出し — ファイアアンドフォーゲット
X X リモートプロセスの呼び出し — 要求と返信
X データの変更に基づく UI の更新
X X データ仮想化
システム –> Salesforce X X リモートコールイン
X リモートコールイン
X X リモートコールイン
X バッチデータの同期
1 「Synchronous vs. Asynchronous Communication in Applications Integration」、MuleSoft、最終アクセス日: 2019 年 5 月 18 日、https://www.mulesoft.com/resources/esb/applications-integration
2 同書。