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カスタムオブジェクトおよびパッケージでの動的参照の使用

パッケージ開発者は動的 Visualforce バインドを使用して、ユーザがアクセスできる項目のみをリストできます。これが必要になるのは、オブジェクトの項目を表示する Visualforce ページを含む管理パッケージを開発する場合などです。パッケージ開発者は登録者がアクセスできる項目がわからないため、動的ページを定義して登録者ごとに表示を変えることができます。

次の例は、Visualforce ページを使用するページレイアウトと一緒にパッケージされたカスタムオブジェクトを使用して、異なる登録ユーザに同じページを表示する方法を示します。

  1. Book という名前 (API 参照名は Book__c) で次の項目とデータ型を持つカスタムオブジェクトを作成します。
    • Title: Text(255)
    • Author: Text(255)
    • ISBN: Text(20)
    • Price: Currency(5, 2)
    • Publisher: Text(255)
  2. Book ページレイアウトを編集して、カスタム項目が最初に表示され、作成者、最終更新者、所有者、名前など、いくつかの標準項目が削除されるようにします。
  3. 新規カスタムオブジェクトタブを作成します。オブジェクトを Book に、タブスタイルを Books に設定します。
  4. [Book] タブに切り替えて、Book オブジェクトをいくつか作成します。値は関係ありませんが、数件のレコードが実際に存在する必要があります。
  5. 次のコードで BookExtension という名前のコントローラ拡張を作成します。
  6. このコントローラ拡張を使用して Book オブジェクトの値を表示する、booksView という名前の Visualforce ページを作成します。
  7. コントローラ拡張はパッケージ化されるため、Apex クラスのテストを作成する必要があります。手始めに次の基本的なコードで BookExtensionTest という名前の Apex クラスを作成します。

    この Apex テストは、あくまでもサンプルです。パッケージに含めるテストを作成する場合は、肯定的な結果と否定的な結果を含む、すべての動作を検証してください。

    メモ

  8. bookBundle という名前のパッケージを作成し、カスタムオブジェクト、Visualforce ページ、bookExtensionTest Apex クラスを追加します。ページのコントローラ拡張 Apex クラスなど、その他の参照される要素は自動的に追加されます。
  9. bookBundle パッケージを登録者組織にインストールします。
  10. パッケージがインストールされたら、Book のオブジェクト管理設定から、Rating という名前の新しい項目を追加します。
  11. 新規 Book オブジェクトを作成します。ここでも、レコードの値は実際には関係ありません。
  12. URL にパッケージ名前空間とブック ID を追加したものを使用して、booksView ページに移動します。たとえば、GBOOK が名前空間で、a00D0000008e7t4 がブック ID の場合、最終的な URL は https://Salesforce_instance/apex/GBOOK__booksView?id=a00D0000008e7t4 になります。

登録者組織からページが表示されると、ページにはパッケージ化された Book 項目のすべてと、新しく作成された Rating 項目が含まれます。異なるユーザおよび組織は引き続き必要な項目を追加でき、動的 Visualforce ページは、適宜調整されて表示されます。